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私はこれまで53台のクルマを購入しています。そのうちフェラーリが13台なので、それ以外の愛車は40台です。そのなかからベスト3を選べとおっしゃるのですね。大変な難問ですが、「濃かった順」みたいな感じで回答させていただきます。
3位:日産ADワゴン
「このクルマなくしてフェラーリの維持はありえなかった!」
日産のライトバンです。フェラーリを買った当時乗っていて、そのままセカンドカー(というよりファーストカー)として4年半活躍しました。購入当時はまだバブル期で、フェラーリなんて一生買えないだろうと思って、「フェラーリじゃなきゃなんでも一緒だ!」と思って選んだ、いわば最低限のベーシックカーでしたが、これが実によく走ってくれました。荷物もいっぱい乗りました。子育てにも大活躍しました。このクルマなくしてフェラーリの維持はありえない! という縁の下の力持ちでした。思えばすべてがフェラーリの対極。個性ゼロの働きアリさんで、フェラーリとの組み合わせは最高でした。
2位:シトロエン・エグザンティア ブレーク
「何もかもが深く沁みて、いつまでも飽きなかった」
生涯購入したなかで、一番長く乗った愛車です(約7年間)。基本的にはなんてことない実用車なんだけど、ハイドロの足を筆頭に、何もかもが深くじわ~~~~~っと沁みて、いつまでも飽きませんでした。
1位:ランボルギーニ・カウンタック アニバーサリー
「あまりにも強烈なインパクト。なにもかもがとんでもない!」
実はアニバは2回買っていて、現在も半分所有(2名の共同オーナー)しているのですが、私としては最初の1台が1位です。なにしろインパクトがあまりにも強烈! だってカウンタックだもん!
乗るとものすごく疲れるし、もうぜんぜん好みじゃなかったので、半年で売ってしまいましたが、嫌いなクルマを修行のためと思って買ったのはこのカウンタックだけ! 手放してから時間が経つにつれ、「カウンタックはすごかったなぁ」「カウンタックは良かったなぁ」という思いが沸き上がってきて、10年後、再び購入したというわけです。そんな経験、カウンタックでしかできないよネ!
とにかくなにもかもがとんでもないクルマでした。カウンタックに比べたら、フェラーリ様は本当にフレンドリーなお姫様です。