全日本選手権で活躍する現役トップライダーの野崎史高選手が先導を務め、レース運営を支える
東京オリンピック・パラリンピックのレガシーとして開催される「ジャパン・マウンテンバイク・カップ」は、自転車競技の普及・振興とともに、地域交流の推進を目的としており、県内の企業がパートナーとして大会を支えている。同社も二輪車をはじめ、eBikeの「YPJシリーズ」や電動アシスト自転車「PASシリーズ」といったさまざまなモビリティを製造・販売する地元企業として、2022年、2023年とレースの先導を担い、円滑な進行に協力してきた。
マウンテンバイク競技は、タイトなコースレイアウトのなかに登りと下り、岩場などがあるオフロードコースを走破するスポーツで、先導車には高い機動力とオフロード走破性が求められる。そこで過去2大会ではクロスカントリー競技用の「YZシリーズ」と、高いライディングスキルを有するライダーをセットにして派遣した。
2025年は、森林や岩場など自然の地形や障害物で作られたコースを走破するトライアル競技専用に開発した電動トライアルバイク「TY-E 2.2」と、全日本選手権で活躍する現役トップライダーの野崎史高選手が先導を務め、レース運営を支える。
「TY-E」は、ヤマハがカーボンニュートラルの実現に向けたアプローチのひとつとして取り組んできた開発プロジェクト。国内外のレースに参戦しながらEVならではの力強い低速トルクや加速性能などの魅力を活かして「内燃機関を上回る楽しさ」を目指してきた。
2023年から全日本トライアル選手権の最高峰クラスへの参戦をスタート。同年に初の表彰台に登壇すると、2024年には初優勝を遂げたほか、年間ランキングで2位を獲得した。2025年は、初の年間チャンピオン獲得を目指し参戦する。
⚫︎ジャパン・マウンテンバイク・カップ2025公式サイト