「地球上で最も華やかなロールスロイス」…特注フロントエンドを持つワンオフ「カリナン」をマンソリーが公開

マンソリー ロールスロイス カリナン ワンオフモデル
ドイツを拠点とするチューナー「マンソリー」は、ロールスロイス「カリナンシリーズII」をベースとするワンオフモデル「Linea D'Arabo」(リアネ・ダラボ)最新バージョンを公開した。

6.75L V12ツインターボエンジンは最高出力720ps、最大トルク1050Nmへパワーアップ

マンソリー ロールスロイス カリナン ワンオフモデル

「マンソリー」がロールスロイス「カリナンシリーズII」をベースとしたこのワンオフモデルは、約1年前に公開したリアネ・ダラボといくつかの類似点があるが、最新バージョンは、さらに派手で、間違いなく「地球上で最も華やかなロールスロイス」のうちの1台と言える。

マンソリー ロールスロイス カリナン ワンオフモデル

マンソリーの新型カリナンの標準ボディキットと同様、このワンオフモデルには、銅のアクセントが付いた新しいグリルを備えた特注のフロントエンドが採用されている。また、新設計のLEDデイタイムランニングライトを追加し、スピリット・オブ・エクスタシーをブロンズ色で再装飾、アラビア文字が入ったブロンズ仕上げの新ボンネットを取り付けている。

足周りには、マンソリーは銅仕上げの巨大な24インチ鍛造ホイールのセットを装着、これらの銅の装飾はドアハンドルとサイドウィンドウの周囲にも施されている。さらに、フロントクォーターパネルには新しいフェイクフェンダーも追加された。

リヤセクションでは、ルーフから伸びる大型の固定スポイラーを装備、テールゲートにも小型のリップスポイラーを追加している。また、ボンネットと同じブラウン仕上げにアラビア文字が入った特注のリヤディフューザーと、新設計された中央テールパイプも装備されている。

キャビン内も豪華絢爛だ。最も注目すべき点は、シートが茶色と黒の革で装飾され、カスタムステッチと照明付きの「MANSORY」ロゴが完備されていることだ。

マンソリーが見た目だけを重視していると思ったら大間違いだ。ロールスロイスの6.75L V12ツインターボエンジンは改良され、最高出力720ps、最大トルク1050Nmを発揮、これにより、はわずか4.8秒で100 km/h(62 mph)まで加速し、電子制限された最高速度155 mph(250 km/h)まで到達する。

マンソリー自慢の「リネア・ダラボ」シリーズは、まだまだ続きそうだ。

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著者プロフィール

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APOLLO

1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…