インフィニティ、2028年までに3台のクロスオーバー導入を予告!

インフィニティ QX65 ティザーイメージ
日産の海外プレミアムブランド、「インフィニティ」は、2028年までに3台の新型クロスオーバーを導入する計画を発表するとともに、ティザーイメージを公開した。

インフィニティも大攻勢・3年以内の新クロスオーバー予告3台

インフィニティ 新型クロスオーバー ティザーイメージ

インフィニティは親会社である日産に倣い、次期モデルのティーザーをいくつか発表、将来の計画を垣間見せてくれた。注目の製品としては、新型SUVクーペ、フェイスリフトされたQX60、そして当然ながら電気SUVがある。

インフィニティ QX60 ティザーイメージ

まずは、2021年にデビューし、日産パスファインダーと基盤を共有する第2世代の「QX60」だ。新型には、照明付きバッジを備えた新しいフロントエンドと、その他のいくつかのスタイリングの調整がなされている。

続いては、2026年にデビュー予定の「QX65」クロスオーバークーペだ。分割LEDヘッドライトと、オリジナルのインフィニティFXにインスピレーションを得た急勾配のルーフラインが採用される。 QX65は、QX60のものより洗練された2列シートの代替として位置付けられており、おそらく同じ2.0 リットル直列4 気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力272ps/200 kWを発揮する。

大型モデルとしては、QX80に2025年に「スポーツパッケージ」が追加される予定となっている。この改良版により、フラッグシップSUVの性能がさらに向上すると思われるが、実際にどの程度「スポーティー」になるかは不明だ。

そして最後に完全電気SUVだ。これは2019年の「QXインスピレーションコンセプト」の量産バージョンと思われる。2028年に発売予定のこの新型車には、インフィニティの最新の「Artistry in Motion」デザイン言語が採用されることがわかっている。

当時、この電気SUVは、ほかSUVより先にデビューする予定だったが、2028年以降に変更されたようだ。トランプ新大統領の下で米国市場の税額控除が変更されたことを受けて、インフィニティが電気自動車の発売を延期したのかもしれない。

いずれにしても、今後3〜4年間でインフィニティの新型クロスオーバーラッシュがみられそうだ。

キーワードで検索する

著者プロフィール

APOLLO 近影

APOLLO

1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…