従業員の労働環境の向上に努めるほか、運行で得られるデータやノウハウを活用し、顧客ニーズに沿った製品・サービスの開発を進める

ヤマハのグリスロは最高速20km/h未満の低速小型EV車両。地域の生活の足や観光地の周遊性を向上させる手段として、全国100地域以上で実証実験に活用され、約60地域・100台以上の販売実績がある。
ヤマハは昨夏、磐田市と連携したグリスロの実証実験を行い、本社従業員の通勤において活用する有効性のほか、地域交通や環境への影響についての検証を実施した。従業員から好評だったことに加え、周辺地域の交通や環境への影響が軽微であったことを確認し、今回の本格導入決定に至った。

※保管場所・車両充電場所への移動のため、上記記載以外の時間・ルートを走行することがあります。
今回の取り組みを通して従業員の労働環境の向上に努めるほか、運行で得られるデータやノウハウを活用し、顧客ニーズに沿った製品・サービスの開発が進められる。あわせて同社は、この活動を地域交通のモデルケースとして活用するなど、地域社会への貢献も視野に入れて取り組んでいく方針だ。
実施詳細
●運行時間帯
・朝:7:00〜8:30
・夕:16: 30~18:00
※道路状況等により若干の前後が生じる可能性があります。
●走行ルート
【朝】
・御厨駅北口→26号館正門前→本社守衛本部前
※乗車状況により、直接本社守衛本部前に向かうこともあります。
【夕方】
・本社コース:本社守衛本部前→御厨駅北口
・26号館コース:26号館正門前→御厨駅北口
※本社コースは乗車状況により、26号館を経由することもあります。
●対象者
ヤマハ発動機グループ従業員(一般の方はご乗車いただけません)
●運行者
ヤマハ発動機ビズパートナー株式会社
●使用車両
AR-07 (7人乗り車両):3〜5台(別途予備車1台準備)