サーキットレースシリーズの多くは、予選を行う日と決勝を行う日にわけている。一方のフォーミュラEでは予選と決勝を同じ日に行うワンデイ方式が採用されているが、実際にレーシングマシンが走行するのは決勝日だけではない。
フォーミュラEの週末は、主に3種類の走行セッションによって構成される。「フリープラクティス」と「予選」、そして「決勝(E-Prix)」だ。イベントによっては最初のフリープラクティスに先駆けて、出力を落としてマシンの状態を確かめるシェイクダウンセッションが設けられるが、今年の東京大会では実施されない。

フリープラクティスは予選・決勝の当日以外にも、その前日にも行われる。今年のTokyo E-Prixは土曜日と日曜日にそれぞれレースを行う“ダブルヘッダー”とされている。そのため、今回は金~日曜日の各日に1本ずつのフリープラクティスが実施される。走行時間はどれも40分間だ。
プラクティスを経たら、決勝のスターティンググリッドを決める予選がある。これは2グループに分かれてタイムアタックをする“グループステージ”と上位8グリッドを決めるトーナメント方式の“デュエルステージ”で構成される。
そしてイベントのメインとなる決勝レースが行われるのだ。

今年のTokyo E-Prixの走行スケジュールは以下の通りだ。
フリープラクティス1:5月16日(金)16:00~16:40
フリープラクティス2:5月17日(土)8:00~8:40
予選(第8戦):5月17日(土)10:20~
決勝(第8戦):5月17日(土)15:05~(規定周回数35周)
フリープラクティス3:5月18日(日)8:00~8:40
予選(第9戦):5月18日(日)10:20~
決勝(第9戦):5月18日(日)15:05~(規定周回数32周)
また、J SPORTSおよびJ SPORTSオンデマンド、フジテレビ(関東ローカル)では、生中継を含めTokyo E-Prixの様子を放送予定となっている。
J SPORTS:5月17日(土)第8戦と 5月18日(日)第9戦の予選と決勝を生中継
J SPORTSオンデマンド:5月16日(金)のフリープラクティスからすべてのセッションを生中継
フジテレビ:第8戦/5月17日(土) 14時30分~16時30分、第9戦/5月18日(日)16時~17時25分 ※関東ローカル
ちなみに、Tokyo E-Prixの会場に設けられているファンビレッジは、終日無料で開放されている。シミュレーターが体験できるほか、ダンサーやミュージシャンによるステージパフォーマンスも楽しむことができる。
