Apple CarPlay&Android Auto対応となった『楽ナビ』

カロッツェリアのカーナビといえばハイエンドの『サイバーナビ』シリーズが代表的。『サイバーナビ』は2024年に新製品が発売されているが、2025年はよりお求めやすい価格帯の『楽ナビ』が新たにラインナップ全モデルでApple CarPlay&Android Auto対応となった。

今回はApple CarPlay&Android Auto対応が目玉となっており、デモ機やデモカーもApple CarPlay&Android Autoを使用した形がメインであった。

『楽ナビ』のデモカーはジムニーシエラ。カスタム志向強く、カーナビやカーオーディオにもこだわるユーザーが多いそうだ。装着されていたのは9インチのビルトインタイプのAVIC-RQ722-DC(ネットワークスティック付き)。


デモカーやデモ機でApple CarPlay&Android Autoとの連動を試してみたが、かなり使いやすい印象だ。特に、Apple CarPlay&Android Autoと『楽ナビ』の画面や機能の行き来は、どの機能を使っている状態でも簡単。複数画面表示もわかりやすかった。



そしてパイオニア製品、カロッツェリアブランドだけに『楽ナビ』といえどオーディオ機能も充実している。イコライザーはもちろん、スピーカー出力レベルやスピーカーのタイムアライメントを各スピーカーごとに設定できるのはさすがだ。




デモカーでは『楽ナビ』(AVIC-RQ722-DC)に
・フロントスピーカー(TS-C1640S)
・サブウーファー(TS-WX400DA)
・ジムニーシエラ車種専用トゥイーターマウンティングキット(UD-K301)
・ジムニーシエラ車種専用スピーカーマウンティングキット(UD-K124)
・サウンドチューニングキット(UD-S701)
を組み合わせオーディオ環境をセッティングしており、良好なサウンドを響かせていた。さすがカロッツェリアらしいコーディネートの妙と言えるだろう。



フローティングタイプのデモカーはハイエース
また、『楽ナビ』装着のデモカーとしてハイエースも用意された。こちらはフローティングタイプのAVIC-RF722-DCを装着していた。

フローティングタイプは画面がダッシュボードから出ている反面、角度や高さなど取り付け位置に幅があり、ダッシュボードのレイアウトに合わせて調整が可能になっている。

ビルトインタイプのように収まりこそ良くないものの、取り付け位置やディスプレイの角度が調整できるので、色々な車種に合わせやすいのが魅力と言えるだろう。


また、ハイエースも『楽ナビ』以外に各種オーディオアイテムを装着していた。
・フロントスピーカー(TS-C1740S)
・リヤスピーカー(TS-E1010)
・サブウーファー(TS-WX400DA)
・ハイエース車種専用トゥイーターマウンティングキット(UD-K304)
・ハイエース車種専用インナーバッフル(UD-K5311)
・サウンドチューニングキット(UD-S701)
・リヤモニター(TVM-FW1060B)


デジタルミラー型ドライブレコーダーもチェック
カーナビやオーディオではないものの、ハイエースにはデジタルミラー型ドライブレコーダーVREC-MS700Dも装着されていた。ハイエースのようなリヤウインドウが遠く、多人数乗車や荷物の積載でルームミラーの視界が狭くなるクルマには最適な装備と言えるだろう。




ネットワークやスマホ連動のトータルカーエンターテインメント空間を演出

13モデルという幅広いラインナップで幅広いクルマとユーザーのニーズに対応する『楽ナビ』。ネットワークスティックによるオンライン環境に加え、今回のApple CarPlayとAndroid Autoへの対応で、より使い勝手が良くなった。

もちろん、元来のナビゲーション性能やオーディオ環境などもカロッツェリアのこだわる部分。特にサウンドではスピーカーやサブウーファーなどと組み合わせることで、ノーマルより格段に良いサウンド環境を手に入れることができる。

Apple CarPlayとAndroid Auto対応で、配信にせよサブスクにせよ普段使っているスマートフォンを音源に、さらに上質な音響空間が楽しめるのも”カロッツェリア”の魅力なのだ。
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