CX-3は、いわゆるMAZDA2のSUV。しかし車高を上げてボディパーツを付与してSUV──という仕立てではないのはご覧のとおり。ディーゼルエンジンのみのスタートだったところにガソリンエンジンの搭載も始まり、現在は1.8ℓ直4ディーゼル(SKYACTIV-D1.8)と2.0ℓ直4ガソリン(SKYACTIV-G2.0)そして、リーズナブルな価格で人気となった1.5ℓ直4ガソリン(SKYACTIV-G1.5)の3つのパワートレーンが選べるようになっている。
編集部でさっそく、そのCX-3を借りてみた。小さなクルマとは読者の皆さんをはじめご存じだろうが、実際にどれくらいなのかを調べてみる。
まずはドアの開口寸法から。
フロントおよびリヤドアのチェッカーにはノッチがついていて、全快に至るまでに数度の乗り越えポイントがある。欧州車のなかにはチェッカーにノッチを設けずにいずれの位置でも固定可能というものもあるが、今回のCX-3は2あるいは3ノッチ型だった。
加えて、フロントおよびリヤドアの左右全開寸法も計測している(黒字寸法)。