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日本ブランドが上位を独占!
アメリカのコンシューマー・レポート(Consumer Report)は、広告を入れずに独自のテストを行なうことで有名な消費者情報誌だ。創刊は1936年だから、創刊以来90年近くの、長い歴史を誇る月刊誌である。同誌の評価がセールスに影響することでも知られている。
そのコンシューマー・レポートの「2022年の自動車ブランド別総合ランキング」が発表された。
『Which Car Brands Make the Best Vehicles?』
と題されたレポートはは路上テストや信頼性データ、所有者満足度の調査、安全パフォーマンスに基づいた評価でランキングしている。
まずは32-21位を見てみよう。
32-21位
GMC(31位)、ジープ(32位)、リンカーン(26位)、シボレー(24位)、フォード(22位)、キャデラック(21位)とアメリカンブランドが下位に沈んでいる。とくに、昨年から7つ順位を下げたテスラ(23位)が目立っている。
続いて20-11位だ。
20-11位
ヒュンダイ(Hyundai)あらためヒョンデと呼ぶことになったHyundaiは、メインブランドのHyundaiが14位、キアが18位、プレミアムブランドのジェネシスが19位となっている。
TOP10は?
トップ10には日本ブランドが6ブランド入った。トップは昨年の3位からジャンプアップしたスバルが入った。2位は昨年トップだったマツダである。トップ10は、日本と欧州のブランドで占められた。
コンシューマー・レポートは、
10 Top Picks of 2022: Best Cars of the Year
というレポートも発表した。それぞれのカテゴリーのベストカーを紹介しよう。