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初代(NHP10系)(2011年-2021年)
アクアはいわゆる“5ナンバーサイズ”と呼ばれる小型乗用車サイズの5ドアハッチバック型のボディに、「THS」の名で呼ばれるトヨタご自慢のスプリット方式ハイブリッドシステムを組み合わせた実用ハイブリッドコンパクトカー。モデルチェンジでいわゆる“3ナンバー”化したプリウス以来、8年ぶりに登場した“5ナンバーサイズ”のコンパクト・ハイブリッドカーとして市場に好評をもって迎えられたのが初代アクアだ。基本仕様の「S」、上級仕様の「G」、ビジネス&廉価仕様の「L」の3グレードを基本としており、2017年6月のマイナーチェンジで「X-URBAN」から改名した「Crossover」を含む4グレードが設定されている。また、トヨタのモータースポーツ活動全般を取り仕切るTOYOTA Gazoo Racing カンパニーによるコンプリートカー「GR SPORT」(旧「G’s」)が用意されるなど、実用一辺倒ではなく、幅広いユーサー・ニーズに応えていたことでも評価が高い。好評のうちにモデルライフを終え、2021年に2代目のMXPK10系にフルモデルチェンジしている。
■2016年式 L 「価格を考えると魅力的なモデルだと思う」
ニックネーム:袋屋の松ちゃん 年式・グレード:2016年式 L 性別:男性(50代) 居住地域:福岡県
排気量:1.5ℓトランスミッション:電気式CVT
平均燃費:22km/ℓ (市街地6割、郊外3割、高速1割)
長所:ハイブリッドなのでエンジン停止後の再始動がセル音が発生せずにスムーズ。燃費が良い。他のコンパクトカーより重心が低く前後のバランスが取れているのでコーナーリングが安定している。
短所:エンジン単体ではミラーサイクルなので排気量に見合った出力は望めない。とにかくよく見かける。
評価
外観:★★★★☆ ホイールハウスまわりの造形が張り出しているのでタイヤの存在が強調されるカッコ良さがいい。
室内:★★☆☆☆ ワザとではないかと思うくらいのチープ感。
走行性能:★★★☆☆ ひと言で言うなら非力。
燃費性能:★★★★☆ 大径のホイールと幅が広いタイヤを履かせているのに、平均20リッター以上は立派。
装備:★☆☆☆☆ 著しく遅れていると感じるが、2代目になって追いついた印象がある。
満足度:★★★★☆ 随分と手を入れたので満足。ノーマルで乗っている人もコスパは優れていると感じる人は多いのでは。
このクルマの購入を検討している人にひと言
「2代目になって初代の不満点が改善されているのではないだろうか。価格を考えると魅力的なモデルだと思う」
■2015年式 X-URBAN 「「先ずは燃費重視、という事なら選ぶには十分な価値のあるクルマです」
ニックネーム:momo 年式・グレード: 2015年式 X-URBAN 性別:男性(50代) 居住地域:愛知県
排気量:1.5ℓトランスミッション:電気式CVTT
平均燃費:21km/ℓ (街乗りが8割、郊外へのドライブが2割)
長所:古さを感じないところ。
短所:エンジン音がうるさい。
評価
外観:★★★★☆
室内:★★★★☆
走行性能:★★★☆☆
燃費性能:★★★★★
装備:★★☆☆☆
満足度:★★★★☆
このクルマの購入を検討している人にひと言
「先ずは燃費重視、という事なら選ぶには十分な価値のあるクルマです。決して、走りが楽しいとか、カッコいいとかは期待できないですが、そこじゃないですから」