コスパが一段と向上した"ミドルクラスナビ"

8型フローティングディスプレイ搭載機もデビュー ケンウッド 彩速ナビ TYPE S 【CAR MONO図鑑】

ケンウッドAV一体型ナビのミドルクラス“彩速ナビ TYPE S”が2022年モデルにチェンジ。多くの車種に大画面ナビ装着を実現する8型フローティングディスプレイ搭載機も新登場した。3月下旬より発売。

REPORT●浜先秀彰(HAMASAKi Hideaki)

問い合わせ:JVCケンウッド
電話:0120-2727-87

彩速ナビ MDV-S809F……オープン価格(実勢価格:10万円前後/税込)

彩速ナビ MDV-S809L……オープン価格(実勢価格:10万円前後/税込)

彩速ナビ MDV-S709W……オープン価格(実勢価格:8万円前後/税込)

彩速ナビ MDV-S709……オープン価格(実勢価格:8万円前後/税込)

ケンウッド彩速ナビのミドルクラスとなる“TYPE S”がモデルチェンジを行い、2022年モデルへと一新された。ラインアップはボディ形状や画面サイズが異なる4モデルで、機能面は共通だ。

「MDV-S809F」は2DINサイズボディに8型のフローティングディスプレイを組み合わせ、多くの車種で大画面ナビの装着を実現できる。これまでの彩速ナビには無かったスタイルで注目度抜群だ。「MDV-S809L」も8型ディスプレイを搭載しているが、こちらはポピュラーなインダッシュタイプで自然な装着感が魅力(別売の車種専用取付キットが必要となる)。

そして7型ディスプレイ搭載は200mmワイドサイズボディの「MDV-S709W」、2DINサイズボディの「MDV-S709」を用意。実勢価格で8万円前後と買いやすい価格を実現している。

上級となる“彩速ナビ TYPE M”で好評の機能を数多く搭載しているのも見逃せないところ。地図画面上に操作ボタンが浮かび上がる「オーガニックGUI」、リアルタイムの走行情報を自動表示する「Info画面」などでコントロール性を向上。さらに目の負担を減らし、見やすい配色を徹底追及した地図色「スマートカラー」、地図の見下ろし角度を1度刻みで調整できる「3Dスライダー」などで視認性も高めている。エンタメ機能ではスマホやデジタルカメラなどの映像を高画質で再生できるHDMI入力端子の新搭載に注目だ。

そして今回同時にリリースされたデジタルルームミラー型ドライブレコーダー「ミラレコ DRV-EMN5700」との連携機能を備え、タッチパネルディスプレイ上で各種の設定操作や記録映像の再生が行える。ぜひ組み合わせて使いたい。

キーワードで検索する

著者プロフィール

浜先秀彰 近影

浜先秀彰

 個人のYouTubeチャンネル「カーグッズチャンネル」を開設。業界では珍しいカーグッズ専門のライター/エ…