新型日産リーフが北米日産より発表された。
リニューアルされた新型リーフは、夏の発売に先駆けて「2022年 ニューヨーク国際オートショー」でデビューする予定。
日産リーフは、2010年の販売以来、量産型電気自動車の先駆者として電気自動車業界を引っ張ってきた。これまで多くの台数を販売してきた強みを活かし、2023年型リーフでも人気のEVとしての価値をユーザーに提供し続けるだろう。
2023年型リーフには「リーフS」と「リーフSV PLUS」の2つのグレードが用意される。顧客から最も要望の多い機能や技術を反映し、ベストバリューで提供するテーラードモデルラインアップとなっている。
外装は、フロントグリル、バンパーモール、ヘッドライトを一新し、ブラックインナーフィニッシャーを採用するなど、フロントエンドの外観が向上している。
また、日産バッジはイルミネーション仕様となり、ブランドの新しいデザイン・アイデンティティに刷新された。また、四隅のタイヤディフレクター、リアアンダーディフューザー、リアスポイラーの形状を変更し、空力性能の向上にも貢献している。
加えて、2023年型リーフSV PLUSには、アグレッシブな新型5本スポークの17インチアルミ合金ホイールが標準装備された。
インテリアでは、2023年モデルの変更点として、ステアリング・ホイールに日産バッジを新たに配し、インパネ画面にはスタートアップビデオが新たに表示されている。ブラッククロスは両トリムに標準装備され、リーフSはグレーフィニッシャー、リーフSV Plusはグロスブラックフィニッシャーが採用された。
2023年型リーフSは、40kWhのリチウムイオンバッテリーと110kWの電気モーターを搭載し、147馬力と236lb-ftのトルクを発生。「リーフSV PLUS」は、60kWhのリチウムイオン電池と160kWの強力な電気モーターを搭載し、最高出力214ps、最大トルク250lb-ftを発生する。両モデルのEPAによる航続距離予測は発売間近に公開されるが、航続距離は2022年モデルと同程度になると予想されている。
リーフSVプラス」には、日産のインテリジェントクルーズコントロールとステアリングアシストの技術を組み合わせた体感型運転支援システム「プロパイロット・アシスト」4が標準装備されている。プロパイロット・アシストには、車両を完全に停止させ、その場に保持し、交通が再び動き出したときに車両を元の速度に戻すことができるストップ&ホールド機能も搭載されている。