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とはいえ、オシャレでありたい
昨今のアウトドアブームで、業界には多くの他業種からの参入があり、新しい商品が矢継ぎ早に出てきている。これは、アウトドアを楽しむ我々にとって、とても喜ばしいことである。
そしてついに! コールマンとアース製薬のコラボによる、この害虫対策商品がリリースされた。
中身は? 性能は? という問題よりも先に言いたい。カラーが秀逸なのである。
男っぽさをウリにしているソロキャンパーにとって、この容器のカラーが重要である。せっかく揃えたアースカラーのテントなどのキャンプグッズに対して、いままでの害虫対策商品はあまりにもカラフルすぎるのである。
そこでさっそく入手。ただし僕のいまのカラーは初夏仕様。カラーマッチング的には似合わないけれど、イメージは掴んでいただけるのではないかと思う。
種類は火を使う蚊取り線香タイプ、電気式のタイプ、吊るすタイプ、肌に直接スプレーするタイプの4種類。肌に直接スプレーするタイプは大小がラインアップされている。それに合わせて、2週間ほどヤブ蚊が来ないスプレーも目に留まったので、入手した。
アース極太虫よけ線香
どこでもつかえるアースノーマット コールマン180日用
効用時間は約1440時間。薬剤を染み込ませてあるマットにも電池付属で、薬剤の効力がなくなったらインジケーターが点滅して教えてくれる。ファン用の単3電池2本が付属。こちらの使用時間は薬剤の効用に比べて短くなるので注意が必要だが、両方ともインジケーターが教えてくれる。なんとも近代的ではあるが、ファンの音は聞こえてしまう。火を使いたくないテント内向きである。こちらは蚊成虫用でブヨには効かない。
アース虫よけマモリーネ
適用害虫はユスリカ。使用可能時間は180日(1日8時間使用)。特徴としてはスライドして使いたいときだけオープンする。また、三角のシールを貼っておくと薬剤シートの寿命が一目でわかる。これは補助的にテントの入り口に吊るしておき、出入りの際に虫を入れないために使うのが良さそうだ。
サラテクト ミスト コールマン
写真は200ml入り。効果は蚊、ブユ(ブヨ)、アブ、ノミ、イエダニ、マダニ、サシバエ、トコジラミと幅広く、これひとつでことが足りるほど多い。また、人間工学に基づきPanasonicと共同開発した持ちやすい “感動スプレー” を採用。朝使って夜まで1日しっかりガードしてくれるとのことで、なんとも頼もしい。
ヤブ蚊マダニジェット プロプレミアム
こちらはコールマンとのコラボ商品ではないが、テント設営前に使い、蚊やダニの侵入を防ぐスプレー。このスプレータイプはアース製としては5種類ほどあるが、こちらはそのなかで約2週間、効果が続くタイプ。“プロ!” と書いてあると試してみたくなるでしょう。ほかの製品は約8時間、こちらは約2週間と圧倒的に効果が長く、長期キャンプにも対応が可能。使い方は1~2mの距離から1㎡あたり約5秒ずつ噴射する。またボウフラ駆除もできる(水たまりなどの発生源に、水量70~140ℓあたり約1秒間噴射)。
さて、これらの害虫駆除をしてまで、アウトドアに出かける必要があるのか? また、使うことによる自然界への影響はどうなのか? そんな問題も感じる人も多いだろう。しかし蚊を媒体としてのマラリア患者は、世界で約2億2900万人。死亡者数は約40万9000人(2019年)だ。ウイルスや細菌との戦いのなかで、人類はどうしていくのかは、迷いながらの「いたちごっこ」。これが永遠に続くと考えねばならないのだろう。もちろん自然へはなるべくローインパクトを目指すが、自分自身を守る手段はしっかりととらねばならないと思っている。
最近は人気薄なのかな?
今回の食事はちょっと懐かしい味のサウザンアイランドドレッシング(ちなみに、正式にはサウザン “ド ” アイランドドレッシングですが、通称のほうがわかりやすいので……)。マクドナルドのビックマックのスペシャルソースが似ている。でも最近は人気薄だ。そこでサウザンアイランドドレッシングでシーフードサラダ。モルタデッタソーセージのステーキにしよう。
アウトドアに限ったことではないけれど、身の安全は他人任せにはできない。みんなが行くからといって、自分は「さて、どうするか?」である。もちろん経験豊富な人の意見は重要である。少しでも不安を感じたら辞めることがベストである。きっとまたチャンスはあるはずだ。諦められずにこだわりが残るなら、そのチャンスは自ら生み出していくはずである。