人気のポータブル型ナビがモデルチェンジ

フルマップレーダースコープでうっかり違反を防止 ユピテル MOGGYシリーズ 【CAR MONO図鑑】

ユピテルのポータブル型ナビ「MOGGY」シリーズが2021年モデルにチェンジ。交通違反や事故を未然に防ぐ効果が高いフルマップレーダースコープをはじめ、独自の機能を数多く搭載している。

REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)

問い合わせ:ユピテル

MOGGY YPB747……オープン価格

MOGGY YPB737……オープン価格

MOGGY YPB557……オープン価格

MOGGY YPL527……オープン価格

 ポータブル型ナビは載せ替えが簡単で車種を問わず取り付けられるため、AV一体型ナビが市場の主流となった現在でも高いニーズを誇っている。その中でもユピテルのMOGGYシリーズはコストパフォーマンスの高さで人気だ。

 今回リリースされた2021年モデルは4機種。7インチディスプレイとワンセグチューナーを搭載しているのが「YPB747」と、同機能で特定カー量販店向けである「YPB737」。5インチディスプレイとワンセグチューナーを搭載しているのが「YPB557」で、ワンセグチューナーを省略した「YPL527」も用意している。

 機能面での注目は独自の「フルマップレーダースコープ」の搭載。レーダー探知機メーカーとして知られるユピテルならではのもので、自車周辺のオービス、取締エリア、検問エリア、制限速度、一時停止注意ポイントをルートガイド画面に警報が割り込むように知らせてくれる。データ収録は7万9000件以上と膨大だ。しかも上級機である「YPB747」、「YPB737」はオービスや警報エリアの写真を表示することもできる。

 また地図データには「2021年春版マップルナビpro3」を採用し、新規開通道路や高速道路施設は2020年9月までに判明した2021年4月1日実施までの情報を反映している。新規開通道路では2021年3月の開通の徳島南部自動車道や福岡都市高速6号アイランドシティ線、2021年4月開通の東北中央自動車道(福島区間)などを収録。新規開設高速道路スマートICでは圏央道厚木PAスマートIC、北陸自動車道上市スマートICなどを収録している。

 安心・安全機能の強化も図られており、SA/PA停車後に起動すると注意を促す「逆走注意機能」、高速道路の一方通行逆走を検知すると警告を発する「逆走警告機能」も備えている。

●逆走警告機能

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浜先秀彰

 個人のYouTubeチャンネル「カーグッズチャンネル」を開設。業界では珍しいカーグッズ専門のライター/エ…