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カローラスポーツとは別モノ! 304ps/6速MTの4WDスポーツカー
2022年6月1日にカローラシリーズの新たなピースとなる新型モデル「GRカローラ RZ」が世界初公開された。「RZ」は、4月に北米でプロトタイプが公開された「GRカローラ」の日本仕様のグレードとなる。
カローラの名を冠しているが、通常のカローラとまったく別物と言ってもよいほどスポーティに仕上げらていて、パワートレーンは、GRヤリスが搭載する直列3気筒1.6ℓターボ「G16E-GTS」型エンジンをさらに強化して搭載。最高出力304ps/6500rpm、最大トルク370Nm/3000-5550rpmを発生し、GRヤリスの272psから32ps向上している。トランスミッションは6速MTで、駆動方式はスポーツ4WDシステム「GR-FOUR」を採用している。
ボディサイズは4410×1850×1480mm(全長×全幅×全高)と、カローラスポーツと比較し、フロントフェンダー・リアフェンダーともに30mm拡大している。また、高出力化されたエンジンの高い排圧を逃がすため採用した3本出しマフラーによる力強くスポーティなリヤビューが印象的。3本目のマフラーは高回転時とアイドリング時のみ開放される仕組みとなっている。
さらに過激な「モリゾウエディション」は軽量化し2シーター構造に!
「GRカローラ モリゾウエディション」はその名からも分かるように、マスタードライバーのモリゾウこと豊田章男社長が自ら試作車のステアリングを握り、「お客さまを魅了する野性味」を持ったクルマを目指して開発されたグレードだ。
そのこだわりは徹底されていて、ベースとなる「GRカローラ RZ」から軽量化を図るため、リヤシートを撤去し約30kgの軽量化を実現している。乗車定員は2名となる。後部座席があった場所には補強ブレースを装備しボディ剛性を強化。サーキット用のタイヤ4本を収納できる。また、ボディ剛性強化のために構造用接着剤をベースに対し3.3m追加し合計6mも塗布している。サスペンションには倒立式モノチューブアブソーバーを採用。
エンジンは最大トルクを370Nmから400Nmに引き上げ、中回転域のトルクを高めて鋭い加速を実現。ディファレンシャルギアのローギアード化と、1〜3速のクロスレシオ化し、こちらも加速感・シフトチェンジのフィーリング向上を狙っている。
2022年の秋以降に発売予定。
気になる発売時期については、「GRカローラ RZ」は2022年の秋頃に発売が予定されてる。「GRカローラ モリゾウエディション」は秋頃の予約抽選を行い、冬頃から全国の「GR Garage」にて台数限定で発売される予定。現時点での価格は2車種とも未定となっている。
「GRカローラ RZ」 全長×全幅×全高:4410mm×1850mm×1480mm ホイールベース:2640mm 車重:1470kg サスペンション:Fマクファーソンストラット式/Rダブルウィッシュボーン式 駆動方式:4WD エンジン 形式:直列3気筒DOHCターボ 型式:G16E-GTS 排気量:1618cc ボア×ストローク:87.5mm×89.7mm 圧縮比:10.5 最高出力:304ps(224kW)/6,500rpm 最大トルク:370[Nm/3,000~5,550rpm 燃料供給:DI 燃料:無鉛プレミアム 燃料タンク:50ℓ トランスミッション:6速MT WLTCモード燃費:ーーーー 市街地モード ーーーー 郊外モード ーーー 高速道路モード ーーー 車両価格:ーーー
「GRカローラ モリゾウエディション」 全長×全幅×全高:4410mm×1850mm×1475mm ホイールベース:2640mm 車重:1440kg サスペンション:Fマクファーソンストラット式/Rダブルウィッシュボーン式 駆動方式:4WD エンジン 形式:直列3気筒DOHCターボ 型式:G16E-GTS 排気量:1618cc ボア×ストローク:87.5mm×89.7mm 圧縮比:10.5 最高出力:304ps(224kW)/6,500rpm 最大トルク:400[Nm/3,250~4600rpm 燃料供給:DI 燃料:無鉛プレミアム 燃料タンク:50ℓ トランスミッション:6速MT WLTCモード燃費:ーーーー 市街地モード ーーーー 郊外モード ーーー 高速道路モード ーーー 車両価格:ーーー