福野礼一郎さんの新刊記念オンライントークライブが8月30日に開催されます。
昼の部(エンジニアの方々が参加しやすいように昼休みに設定しています)と夜の部(飲み物片手にリラックスして参加してください)の2回開催します。
福野礼一郎さんが、自動車雑誌「カーグラフィック」、そして「Motor Fan illustrated」に5年に渡って連載してきた人気連載「クルマの教室」がついに書籍化されます。
自動車メーカーの設計者から座談形式で福野さんが引き出した「現場のホンネ」「設計の真実」「力学的事実」が詰まったA4ワイド版オールカラー240ページの壮大な書籍です。図版も多数収録している本書、充実の内容、ボリュームとなっています。
内容
- 誰も読んだことがない自動車設計のポイント
- エンジンとエンジンパーツ設計の要諦
- ダブルベクトル法を使ったエンジンの振動の徹底追究
- 目で見るサスペンションの力学と操縦性のダイナミズム
- 馬力とトルクと熱効率入門、ボディ剛性の秘密
- 現場のホンネ、設計の真実、力学的事実の応酬
第1章 クルマの剛性
第2章 エンジンパーツの設計の要諦
第3章 必読 エンジン設計の真相
第4章 馬力とトルクと熱効率
第5章 エンジンの振動楽
第6章 目で見るサスペンション力学
終章 ミドシップ・レイアウトの利害得失/トラクションと究極のスポーツカー
となっています。
福野さんは本書の前書きでこう書いています。
本文が座談ですから、本書は240 ページの大半が「です・ます」の丁寧語で書かれた珍しい書籍です。しかし内容は決して優しくはありません。真実を追求する舌鋒は鋭く、難解で辛辣で挑戦的で徹底的です。第1章には目から鱗のボディ剛性論、第4章には強烈なヨーロッパ・ダウンサイジング・コンセプト批判と画期的なエンジンコンセプト「KYコールドチャージ」の提言、エンジンの振動について徹底解説する第5章にはW型、VR型、WR 型、オフセットクランクエンジンだけでなく航空機用星形エンジンまで登場します。第6章で展開されるサスペンションの真相には誰もが驚嘆するでしょう。あなたがもしこの全ページを読破したら、きっと私と同様「昨日とは違う人」になっているはずです。
自動車設計の真実の世界にどうぞようこそ。
(本書「前書き」より)
福野さんご自身が書いているように、本書の内容は、さらっと読める軽いものではありません。その代わり、全ページを読破したら、おそらく何度も目から鱗が落ちるはず。
8月30日 昼の部/夜の部でオンライントークイベント開催
福野ファンのみならず、自動車に関わるすべての人に読んでいただきたい本書の刊行を記念して「スペシャルオンライン・トークライブを開催します。
開催日は8月30日
「トークライブA:昼の部」が12:00~13:00
「トークライブB:夜の部」が20:00~21:30
トークライブAは、自動車メーカー、部品メーカーのエンジニアの人にぜひ参加していただきたいという想いからお昼休みに開催時間を設定しました。
夜の部となるトークライブBは、リラックスして福野ワールドを楽しんでいただく趣向となっています。
トークライブAもBも参加費は4000円(税込)となっています。特典として福野さんの直筆サインが入った最新作『クルマの教室』が付いてきます。
詳細情報・お申し込みは、こちらから。
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クルマの教室
福野礼一郎最新作
A4ワイド版オールカラー240P
定価3960円(税込)
雑誌「モーターファン・イラストレーテッド」「カーグラフィック」の5年間におよぶ人気連載を全ページ初出時の誌面で再現、全編座談形式、自動車設計者作成の図版多数収録、240ページ・オールカラー 秘蔵版