ダイハツ「ムーヴ キャンバス」、6年ぶりにフルモデルチェンジ! 新たに2つのモデルを設定。

ダイハツ「ムーヴ キャンバス」が6年ぶりフルモデルチェンジ! ターボを新設定し「ストライプス」と「セオリー」をラインナップ!

ダイハツ工業は、軽乗用車「ムーヴ キャンバス」を約6年ぶりにフルモデルチェンジし、7月13日(水)に発売する。ターボモデルを新設定や男性好みのデザインに仕立てられたモデルもラインナップする。価格は149万6000円~191万9500円。

「ストライプス」と「セオリー」の2モデルを展開。

初代「ムーヴ キャンバス」は2016年に登場。可愛らしいデザインが女性を中心に人気となり、累計販売台数は38万台を超えるヒットモデルに成長。軽自動車市場に“可愛い系ワゴン”の新しいスタイルを開拓したモデルだ。

今回のフルモデルチェンジでは、初代の可愛らしさを継承しながら、異なる世界観を持つ2モデルをラインナップする。従来の可愛らしさを、すっきりと洗練させた“新キャンバス”をテーマにした「ストライプス」と、男性ユーザーにも似合う、上質で落ち着いた世界観の「セオリー」だ。さらに、DNGAプラットフォームやターボを設定するなど走行性能も進化している。

ムーヴ キャンバス「ストライプス」
ムーヴ キャンバス「セオリー」

時代に合わせて可愛らしさを進化

「ストライプス」は等身大志向の若年層が共感できるクルマ「わたしたち似てるよね。」をキャッチフレーズに設定。基本のテイストは先代モデルと変わらないが、全体的にスッキリとしたデザインを採用し、可愛らしさの中にも時代進化分の先進性を表現している。「セオリー」は「大人の価値観・持論を表現できるクルマ」をテーマにボディサイドにメッキパーツを配置したり、本皮巻きのシフトレバーの採用など質感の高さが際立つ。また、両モデルともに「置きラクボックス」や両側スライドドアに「ウェルカムオープン機能」を追加するなど、使い勝手の良さを向上させている。また、軽自動車初の「ホッとカップホルダー」を採用。前席のドリンクホルダーにヒーターが仕込まれていて、飲み物を約42度で2時間保温することができる。
また、ナビはダイハツ初の10インチナビを新設定、ワイヤレス対応のApple CarPlay機能を搭載したディスプレイオーディオや、Qi規格のワイヤレス充電機能をインパネトレイに設置するなど、スマホネイティブ世代を意識した機能を数多く装備する。

Qi規格のワイヤレス充電機能
ワイヤレス対応のApple CarPlay機能を搭載したディスプレイオーディオ
飲み物を約42度で2時間保温することができる「ホッとカップホルダー」
置きラクボックス

ターボモデルの設定と進化した安全性能

パワートレーンについては、従来の52ps/60Nmを発生する直3気0.6ℓ自然吸気に加え、64ps/100Nmを発生するの直3気0.6ℓターボを新設定。ターボはD-CVTと組み合わせることで、力強い加速感を実現している。
予防安全機能の「スマートアシスト」は最新のステレオカメラの搭載により、衝突警報機能や衝突回避支援ブレーキ機能を夜間歩行者検知と追従二輪車検知にも対応。さらに、検知距離、対応速度が向上している。電動パーキングブレーキを採用し、オートブレーキホールド機能も設定されている。一部グレードではACC(アダプティブクルーズコントロール)を採用し、長距離運転や高速走行時の運転負荷軽減に寄与している。

ストライプスG(自然吸気/2WD)
車両価格:167万2000円
全長×全幅×全高:3395×1475×1655mm
ホイールベース:2460mm
車両重量:880kg
排気量:658cc
エンジン:直列3気筒DOHC
最高出力:52ps/6900rpm
最大トルク:60Nm/3600rpm
駆動方式:FF
燃料タンク容量:30L(レギュラー)
WLTCモード燃費:22.9km/L
タイヤサイズ:155/65R14
乗車定員:4名
ストライプスGターボ(ターボ/2WD)
全長×全幅×全高:3395×1475×1655mm
ホイールベース:2460mm
車両重量:900kg
排気量:658cc
エンジン:直列3気筒DOHCターボ
最高出力:64ps/6400rpm
最大トルク:100Nm/3600rpm
駆動方式:FF
燃料タンク容量:30L(レギュラー)
WLTCモード燃費:22.4km/L
タイヤサイズ:155/65R14
乗車定員:4名

月間販売目標台数:6500台

キーワードで検索する

著者プロフィール

MotorFan編集部 近影

MotorFan編集部