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「ストライプス」と「セオリー」の2モデルを展開。
初代「ムーヴ キャンバス」は2016年に登場。可愛らしいデザインが女性を中心に人気となり、累計販売台数は38万台を超えるヒットモデルに成長。軽自動車市場に“可愛い系ワゴン”の新しいスタイルを開拓したモデルだ。
今回のフルモデルチェンジでは、初代の可愛らしさを継承しながら、異なる世界観を持つ2モデルをラインナップする。従来の可愛らしさを、すっきりと洗練させた“新キャンバス”をテーマにした「ストライプス」と、男性ユーザーにも似合う、上質で落ち着いた世界観の「セオリー」だ。さらに、DNGAプラットフォームやターボを設定するなど走行性能も進化している。
時代に合わせて可愛らしさを進化
「ストライプス」は等身大志向の若年層が共感できるクルマ「わたしたち似てるよね。」をキャッチフレーズに設定。基本のテイストは先代モデルと変わらないが、全体的にスッキリとしたデザインを採用し、可愛らしさの中にも時代進化分の先進性を表現している。「セオリー」は「大人の価値観・持論を表現できるクルマ」をテーマにボディサイドにメッキパーツを配置したり、本皮巻きのシフトレバーの採用など質感の高さが際立つ。また、両モデルともに「置きラクボックス」や両側スライドドアに「ウェルカムオープン機能」を追加するなど、使い勝手の良さを向上させている。また、軽自動車初の「ホッとカップホルダー」を採用。前席のドリンクホルダーにヒーターが仕込まれていて、飲み物を約42度で2時間保温することができる。
また、ナビはダイハツ初の10インチナビを新設定、ワイヤレス対応のApple CarPlay機能を搭載したディスプレイオーディオや、Qi規格のワイヤレス充電機能をインパネトレイに設置するなど、スマホネイティブ世代を意識した機能を数多く装備する。
ターボモデルの設定と進化した安全性能
パワートレーンについては、従来の52ps/60Nmを発生する直3気0.6ℓ自然吸気に加え、64ps/100Nmを発生するの直3気0.6ℓターボを新設定。ターボはD-CVTと組み合わせることで、力強い加速感を実現している。
予防安全機能の「スマートアシスト」は最新のステレオカメラの搭載により、衝突警報機能や衝突回避支援ブレーキ機能を夜間歩行者検知と追従二輪車検知にも対応。さらに、検知距離、対応速度が向上している。電動パーキングブレーキを採用し、オートブレーキホールド機能も設定されている。一部グレードではACC(アダプティブクルーズコントロール)を採用し、長距離運転や高速走行時の運転負荷軽減に寄与している。
ストライプスG(自然吸気/2WD) 車両価格:167万2000円 全長×全幅×全高:3395×1475×1655mm ホイールベース:2460mm 車両重量:880kg 排気量:658cc エンジン:直列3気筒DOHC 最高出力:52ps/6900rpm 最大トルク:60Nm/3600rpm 駆動方式:FF 燃料タンク容量:30L(レギュラー) WLTCモード燃費:22.9km/L タイヤサイズ:155/65R14 乗車定員:4名
ストライプスGターボ(ターボ/2WD) 全長×全幅×全高:3395×1475×1655mm ホイールベース:2460mm 車両重量:900kg 排気量:658cc エンジン:直列3気筒DOHCターボ 最高出力:64ps/6400rpm 最大トルク:100Nm/3600rpm 駆動方式:FF 燃料タンク容量:30L(レギュラー) WLTCモード燃費:22.4km/L タイヤサイズ:155/65R14 乗車定員:4名
月間販売目標台数:6500台