目次
トヨタ(10モデル)標準モデルからGRモデルまで幅広いラインアップを揃える
トヨタは軽自動車、SUV、セダン、ハッチバック、ステーションワゴンまで幅広いカテゴリーでMTモデルをラインアップしている。またカローラなどの標準モデルから、GRヤリスやコペンのようなスポーツモデルまで顧客の需要に合わせた豊富な種類を取り揃えているところも見逃せない。
トヨタ・カローラ アクシオ(154万円)
カローラアクシオは、2012年に現行モデルが発表された。新世代のカローラ(セダン)が2019年10月から販売されているが、現在国内唯一の5ナンバーセダンとしてラインアップに残されている。パワートレーンはガソリンエンジンとハイブリッドの2種類が設定されており、ガソリンエンジンに5MTが設定されている。
グレード:EX
全長×全幅×全高:4400mm×1695mm×1460mm
ホイールベース:2600mm
エンジン:1.5ℓ直4(109ps/138Nm)
トランスミッション:5MT
価格:154.6万円
デビュー年:2012年
トヨタ・ヤリス(154万円〜)
トヨタ・ヤリスは、ヴィッツの後継モデルとして2020年2月に登場。欧州カー・オブ・ザ・イヤー(欧州COTY)2021にも選ばれた実力派のBセグメントコンパクトカーだ。ハイブリッドからガソリンモデルまでパワートレーンのラインアップは豊富だ。MTが設定されるのは1.5ℓエンジンモデルとなる。
グレード:X/G/Z
全長×全幅×全高:3940mm×1695mm×1500mm
ホイールベース:2550mm
エンジン:1.5ℓ直3(120ps/145Nm)
トランスミッション:6MT
価格:154.3万円(X)
デビュー年:2012年
トヨタ・カローラ フィールダー(169万円)
カローラフィールダーは、2012年に現行モデルが発表。新型カローラツーリングが2019年10月から販売されているが、貴重な5ナンバーステーションワゴンとしてラインアップに残されている。ガソリンエンジンモデルに5MTが設定されている。
グレード:EX
全長×全幅×全高:4400mm×1695mm×1475mm
ホイールベース:2600mm
エンジン:1.5ℓ直4(109ps/138Nm)
トランスミッション:5MT
価格:169.8万円
デビュー年:2012年
トヨタ・カローラ スポーツ(216万円〜)
カローラスポーツは、2018年に発売されたCセグメントハッチバックだ。前モデルまでは、オーリスとして販売されていた。TNGAプラットフォームが採用され、走行時の車体の安定感が向上している。
パワートレーンは、ハイブリッドと1.2ℓターボモデルが設定され、ターボモデルにMTが設定されている。
グレード:GX/G/GZ
全長×全幅×全高:4375mm×1790mm×1460mm
ホイールベース:2640mm
エンジン:1.2ℓ直4ターボ(116ps/185Nm)
トランスミッション:6MT
価格:216.9万円(GX)
デビュー年:2018年
トヨタC-HR(238万円〜)
トヨタ・C-HRは、CセグメントのコンパクトSUVとして2016年にデビュー。その独自でエモーショナルなデザインにより発売当時大きな話題を呼んだ。
パワートレーンはハイブリッドと1.2ℓ直4ターボの2種類が設定され、後者にMTが設定された。
グレード:S-T/G-T/S-T GRスポーツ
全長×全幅×全高:4385mm×1795mm×1550mm
ホイールベース:2640mm
エンジン:1.2ℓ直4ターボ(116ps/185Nm)
トランスミッション:6MT
価格:238.2万円(S-T)
デビュー年:2016年
トヨタ・カローラ(242万円)
カローラは、2019年に発売されたCセグメントセダンだ。それまでカローラのセダンは、国内専用モデル「カローラ アクシオ」として販売されていた。先代までのカローラのセダンとは一線を画した若々しく、スタイリッシュなデザインが好評だ。
パワートレーンは、C-HR同様にハイブリッドと1.2ℓ直4ターボの2種類が設定され、後者にMTが設定された。
グレード:W×B
全長×全幅×全高:4495mm×1745mm×1435mm
ホイールベース:2640mm
エンジン:1.2ℓ直4ターボ(116ps/185Nm)
トランスミッション:6MT
価格:242.4万円
デビュー年:2019年
トヨタ・コペン GRスポーツ(243万円)
コペン GRスポーツは、TOYOTA GAZOO Racingが展開するスポーツカーシリーズ「GR」の2シーター・オープンスポーツで、ダイハツからのOEM供給車である。トヨタの商品ラインアップにはないライトウェイトスポーツ「コペン」と「GR」が理想とする走り味が融合された。
0.66ℓ直3ターボに5MTが組み合わされる。
グレード:GRスポーツ
全長×全幅×全高:3395mm×1475mm×1280mm
ホイールベース:2230mm
エンジン:0.66ℓ直3ターボ(64ps/92Nm)
トランスミッション:5MT
価格:243.5万円
デビュー年:2019年
トヨタ・カローラ ツーリング(247万円)
カローラは、2019年に発売されたCセグメントステーションワゴンだ。セダンやハッチバック同様に、スタイリッシュで躍動感のあるデザインが採用されている。パワートレーンは、カローラ(セダン)同様にハイブリッドと1.2ℓ直4ターボの2種類が設定され、後者にMTが設定された。
グレード:W×B
全長×全幅×全高:4495mm×1745mm×1460mm
ホイールベース:2640mm
エンジン:1.2ℓ直4ターボ(116ps/185Nm)
トランスミッション:6MT
価格:247.3万円
デビュー年:2019年
トヨタ 86(267万円〜)
トヨタ86は、スバルとの共同開発で誕生したFRレイアウトのピュアスポーツカーだ。AE86型カローラレビン・スプリンタートレノ(通称86)をちなんでつけられたモデル名で、オーナー交流サイトがあるなど多くの車好きから愛されている。MTモデルのパワートレーンは、2.0ℓNA水平対向エンジンに6MTが組み合わされる。
今年の秋に発売予定の新型では、2.4ℓに排気量が拡大され、引き続きMTも設定されると発表されている。
グレード:G/GT/GTリミテッド/GTリミテッド ブラックパッケージ/GRスポーツ/GR
全長×全幅×全高:4240mm×1775mm×1320mm
ホイールベース:2570mm
エンジン:2.0ℓ水平対向4(207ps/212Nm)
トランスミッション:6MT
価格:267.1万円(G)
デビュー年:2012年
トヨタ GRヤリス(330万円〜)
GRヤリスは、Bセグメントハッチバックであるヤリスのスポーツモデルとして2020年に登場。「WRCで競争力あるクルマづくり」や、開発初期からの社外プロドライバーによる評価によって、世界のあらゆる道でも思い通りに操れ「誰もが安心して意のままに運転できる」クルマを目指して開発されたホットハッチである。
パワートレーンは、1.6ℓ直3エンジンに6MTが組み合わされる。
グレード:RC/RZ/RZ“High performance”
全長×全幅×全高:3995mm×1805mm×1455mm
ホイールベース:2560mm
エンジン:1.6ℓ直3ターボ(272ps/370Nm)
トランスミッション:6MT
価格:330万円(RC)
デビュー年:2020年
日産(2モデル)ホットハッチとスポーツクーペに設定
日産がMTを設定しているのは、マーチ ニスモSとフェアレディZの2モデルとなる。スポーツモデルのみの設定となるが、値段が手軽なコンパクトカーを設定しているため価格の幅は広い。また、フェアレディZの次期型にもMTの設定あるのは朗報だ。
日産マーチ(187万円)
Bセグメントハッチバックであるマーチに2013年、追加されたスポーツグレードがマーチ ニスモSだ。日産のニスモモデルは、過酷なモータースポーツの現場で、数々のマシンを勝利させてきたドライバーと技術者たちの経験と技術を注ぎ込まれた、ロードカーだ。このマーチニスモSもしっかりとした刺激のある走りを楽しめる。
パワートレーンは1.5ℓ直4エンジンに5MTが組み合わされる。
グレード:ニスモS
全長×全幅×全高:3970mm×1690mm×1495mm
ホイールベース:2450mm
エンジン:1.5ℓ直4(116ps/156Nm)
トランスミッション:5MT
価格:187.6万円
デビュー年:2013年
日産フェアレディZ(397万円〜)
フェアレディZは、日産の伝統あるスポーツクーペだ。1969年の初代(S30型)から一貫してMTモデルを設定し続けている。現行型のMTモデルは、3.7ℓV6に6MTが組み合わされる。8月17日に次期型の市販車が初披露となるが、その次期型にもMTは設定されるようだ。国内外にファンの多いFRスポーツクーペとしてどこまで走りに磨きがかかっているか楽しみだ。
グレード:ベースグレード/バージョンS/バージョンST/ニスモ
全長×全幅×全高:4260mm×1845mm×1315mm
ホイールベース:2550mm
エンジン:3.7ℓV6(336ps/365Nm)
トランスミッション:6MT
価格:397.9万円(ベースグレード)
デビュー年:2008年
ホンダ(4モデル)軽自動車からFFホットハッチまでモデル数は少ないが、幅は広い
軽スポーツからホットハッチまで、主にスポーティなモデルにMT設定しているホンダ。最近では新型シビックハッチバックにもMTが設定され、話題を呼んだ。残念ながらS660は生産中止が発表されており、それに替わる形で昨年末にフルモデルチェンジされたN-ONEに6MTが設定された。
N-ONE(199万円〜)
N-ONEは、N360を現代に蘇らせたようなかわいいデザインが特徴的なホンダの軽自動車だ。2020年に発売された現行型からMTモデルが追加されており、他のモデルに対してMT比率が高いのが特徴だ。S660の生産中止が決まり、これからの軽自動車のスポーツモデルを牽引することになるモデルでもある。
グレード:RS
全長×全幅×全高:3395mm×1475mm×1545mm
ホイールベース:2520mm
エンジン:0.66ℓ直3ターボ(64ps/104Nm)
トランスミッション:6MT
価格:199.9万円
デビュー年:2020年
ホンダS660(203万円〜)
S660は、2015年に発売された軽の2シーター・オープンスポーツだ。「ビート」の後継とも言えるモデルで、見て楽しい、乗って楽しい、あらゆる場面でいつでもワクワクする、心が昂ぶる本格スポーツカーを目指して開発された。ミッドシップエンジン・リヤドライブレイアウトを採用しており走りも妥協しない本格派だ。残念ながら生産終了が決定している。
グレード:β/α/モデューロ X
全長×全幅×全高:3395mm×1475mm×1180mm
ホイールベース:2285mm
エンジン:0.66ℓ直3ターボ(64ps/104Nm)
トランスミッション:6MT
価格:203.1万円(β)
デビュー年:2020年
ホンダ・シビック ハッチバック(319万円〜)
シビック ハッチバックは、1972年に誕生したホンダの歴史あるCセグメントハッチバックだ。9月3日に発売される新型(11代目)は、「爽快シビック」をグランドコンセプトと掲げ、親しみやすさと特別な存在感を併せもち、乗る人全員が「爽快」になることのできるクルマを目指して開発された。パワートレーンは1.5ℓ直4ターボモデル(6MTの設定あり)となる。来年にはハイブリッドやタイプRも追加される予定だ。
グレード:LX/EX
全長×全幅×全高:4550mm×1800mm×1415mm
ホイールベース:2735mm
エンジン:1.5ℓ直4ターボ(182ps/240Nm)
トランスミッション:6MT
価格:319万円(LX)
デビュー年:2021年
ホンダ・シビック タイプR(475万円)
シビック タイプRは、日本を代表するFFホットハッチだ。2017年には、ドイツのニュルブルクリンクでFFモデルの最速ラップタイムを更新した。また現行型は、サーキットでの走行性能に加えて、一般公道でのグランドツアラー性能を大幅に進化させているのも特徴だ。ただし2021年7月現在、現行型シビック タイプRの予定していた販売台数が全て終了したホームページで発表されている。購入するなら来年発売の次期型を待つしかないだろう。
グレード:タイプR(ベースグレード)
全長×全幅×全高:4560mm×1875mm×1435mm
ホイールベース:2700mm
エンジン:2.0ℓ直4ターボ(320ps/400Nm)
トランスミッション:6MT
価格:475.2万円
デビュー年:2017年