デーモン、ヘルキャット、レディアイ、スキャットパック、シェイカー、ジェイルブレイクといったダッジ・チャージャーとチャレンジャーのアイコニックなモデルは、マッスルカーの第二の黄金時代を切り開き、初代ヘルキャットの707馬力からチャレンジャーSRTデーモンの840馬力まで、パフォーマンスのマジックナンバーを絶えず高めてきた。チャレンジャーは2021年に米国No.1のマッスルカーとして幕を閉じたが、2023年のラインナップの発表を受けて熱狂的な期待が寄せられている。
ダッジは兼ねてより、チャージャー/チャレンジャーの生産終了を予告してきたが、今回、2023年モデルに新モデルを含む7つのスペシャリティカーをラインナップすることが新たに発表された。各モデルは、1960年代から1970年代のダッジの黄金期を支えたモデルに関連したラインナップであることが示唆されている。
なお、7つのモデルのうち6台の車種については、年内にDodgeGarage(ダッジ・ガレージ)のホームページにて詳細が公開される予定となっており、ダッジのディーラーで先着順で提供される。最終モデルとなる7番目のダッジは、11月1日~4日の間に、ラスベガスで開催される2022年SEMAショーで公開が予定されている。
2023年モデルを記念したディテールポイント
ダッジは、2023年モデルラインナップを記念して、3色のエクステリアカラーを復活させることを決定している。B5ブルー、プラムクレイジーパープル、サブライムグリーンの3色だ。どれも歴代のモデルを彷彿とさせる伝統的なエクステリアカラーだ。また、人気モダンカラーであるデストロイヤーグレーも併せて復活する。これらを含め、2023年のエクステリアカラーは計14色となる。
ディテールにも記念モデルとしてのパーツが数多く配置されている。ボンネットには、345キュービックインチHEMIエンジンにちなんだ「345」のフェンダーバッジが。アンダーフードには、記念の「Last Call」プレートが取り付けられ、コレクターズカーとしての存在感を示している。
また、今年初めに導入されたカラーコンビネーションの注文や限定コンテンツを受け付けるSRTシェルブレイクモデルの展開も拡大されている。2023年モデルでは、717馬力のチャレンジャーとチャレンジャーSRT・ヘルキャットにもジェイルブレイクモデルが設定され、世界に1台だけのマッスルカーをつくることができるようだ。
ダッジはDodgeGarage.comにて、顧客が希望するチャージャー/チャレンジャーを探すためのガイドを示しながら、各ダッジディーラーにおけるすべての2023年型チャージャーおよびチャレンジャーの在庫情報を掲載する予定となっており、2023年型チャージャーおよびチャレンジャーの注文方法と価格については、発売日近くに発表される予定。