フォードは、今日の半導体不足に伴い一時受注を受け付けていなかったエレクトリックSUV、マスタング・マッハEの価格とカラーリングに変更を加え、受注を再開させた。受注が再開されたのは23日火曜日のこと。米国における自動車市場の電気自動車ニーズに応えるため、価格を引き上げて販売再開に至った。フォードの7月の米国における電気自動車販売は、先月比で68.7%増となり、マスタング・マッハEは74.1%増、米国で2番目に売れたエレクトリックSUVとして人気が殺到していた。
モデルレンジ | 車両価格(約) |
セレクトRWD スタンダードレンジ | 640万円 |
セレクトeAWD スタンダードレンジ | 677万円 |
カリフォルニア・ルート1 eAWD エクステンデッドレンジ | 869万円 |
プレミアムRWD スタンダードレンジ | 751万円 |
プレミアムeAWD スタンダードレンジ | 788万円 |
GT エクステンデッドレンジ | 955万円 |
マスタング・マッハE、車両モデル変更点
フォードは、今回の価格改定に伴ってボディディテールを更新している。まず、マスタング・マッハEのボディカラーラインナップが変更されている。これまでのダークマターグレーメタリック、アイスブルーシルバーメタリックに代わり、新色であるカーボナイズドグレーメタリック、ヴェイパーブルーメタリックの2色が追加された。
エクステンドレンジのプレミアムモデルとGTパフォーマンスモデルにはハイグロスブラック塗装の19インチホイールと、ブラックポニーアイコン、フロント&リア ロアフェイシア、ドアクラディング、ミラーキャップが付き、プレミアムさを演出。
GTパフォーマンスエディションには、20インチのハイグロスブラックホイールとGTバッジを追加した「マスタング・ナイトポニーパッケージ」がラインナップされ、外装色にパッケージを組み合わせることができる。
さらに安全装備となる、フォード・CO-Pilot・360ドライバーアシスタントを全車に標準装備。セレクトモデルでは、ハンズフリー走行と360度アラウンドカメラビューは搭載されていないが、90日の無料試用期間を経て拡張させることもできるようになっている。