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ZR-Vの車両コンセプトは「異彩解放」。アクセサリーは「人生謳歌」を掲げる
ホンダのブランニューモデル「ZR-V」の先行情報が発表され、2022年9月8日からは先行予約も始まった。Z・R・Vというアルファベットの組み合わせは、なんとなく過去のホンダ車で見覚えがあるようで、しかしZR-Vという車名は初めてということになっている。
国内市場での立ち位置でいえば、ボディサイズ的にはVEZEL(ヴェゼル)の兄貴分といった印象も受けるだろうが、ZR-Vの車両コンセプトは「異彩解放」となっている。従来的な価値観とは異なる、新しい価値を提案するデザインコンシャスなSUVといえる。
ひと言でいえば、グラマラス&エレガントなルックスが印象的ともいえよう。
そんな新SUV「ZR-V」をいっそう輝かせるのがホンダアクセスの開発する純正アクセサリーといえる。
純正アクセサリーの開発におけるグランドコンセプトは、車両のコンセプトと同じく四字熟語となっていて「人生謳歌」と定められた。
30代~50代のファミリー層をターゲットユーザーとして考え、「夫婦の共感」、「調和と存在感」、「生き届いたセンス」、「魅力を引き立てる」、「ワンランク上」といったキーワードに基づいて用品開発が進められたという。
SUVとしての利便性を向上させる機能パーツも数多く用意されるというが、まずはエクステリアを中心に紹介しよう。
上質と洗練のプレミアムスタイルが個性を引き立てる
「Premium Style(プレミアムスタイル)」と名付けられたアピアランスの目指す姿は、上質や洗練といった言葉で表現されている。デザインコンセプトは「Premium Capable」となっているが、調和を取りつつ、ZR-Vが持っている個性を引き立てることが狙いだ。
そもそもの魅力を重視しようというスタンスは、フロントグリルをあえて標準のままとしている点からも理解できる。デザイナー佐藤氏に聞くと、オーソドックスなSUVでは定番のメッキグリルについては検討したというが、悪目立ちしてしまったという。あえてグリルを変えることなくボトムラインに変化を与えることで純正アクセサリーとしての存在感を演出するのが、プレミアムスタイルというわけだ。
ボトムラインに加わっているのは、フロントロアースカート、サイドロアーガーニッシュ、リアロア―ガーニッシュの3アイテム。フロントはベルリナブラックとダスクグレー・メタリックに塗り分けられ、サイドとリアはダスクグレー・メタリック単色の仕様となる。いずれにしても、ダスクグレー・メタリックのそこはかとないメタル感が、ZR-Vの守備範囲の広さを表現しているといえそうだ。
さらに足元では、標準車は18インチ仕様となっているところを、インチアップした19インチのホイールを用意しているのも見逃せない。専用デザインの19インチホイールは切削+ベルリナブラックのコンビネーションとなっているため、ロアーガーニッシュとの統一感があるのも注目だ。なお、撮影車のタイヤサイズは235/45R19となっていた。
そのほかのアイテムもブラック基調で統一されている。具体的には、ブラックエンブレム、ドアミラーカバー(クリスタルブラック・パール)、リアライセンスガーニッシュ(ベルリナブラック)、テールゲートスポイラー(ベルリナブラック)といったところで、トータルコーディネートとしての「プレミアムスタイル」の完成度を高めているといえよう。
アーバンSUVらしさを表現するイルミネーション
純正アクセサリーだからこそ可能になるトータルコーディネートの妙は、インテリアでも確認できる。それが、充実したイルミネーションだ。
フロントドアを開けたときに見えるサイドステップガーニッシュと、テールゲートの開閉に連動して光るリアパネルライニングカバーイルミネーションは、いずれも流れるように光るシーケンシャルタイプで、ZR-Vのプレミアム感をさらに高めてくれること請け合いのアイテムだ。リアのサイドステップガーニッシュにも車名ロゴが入っているのも高級感がある仕様だ。
そのほか、運転席に足元などを照らすフットライト、フロントドアの収納部分を光らせるドアポケットイルミネーション、センターコンソールボックス&ドリンクホルダーイルミネーションといったアイテムは、機能的かつムードアップにつながるものだ。
ZR-Vのプレミアム性を強調する光のアイテムとして見逃せないのが、ドア開閉に連動するパドルライト。サイドシル下部に灯体をインストールするという装着方法からして、純正アクセサリーだからこそ可能になったといえるイルミネーションアイテムだ。
機能性のあるものとしては、LEDフォグライトも見逃せない。こちらはイエローとホワイトの2色を設定、ユーザーの好みで選べるようになっている。
そのほか電装系パーツとして、11.4インチを筆頭としたホンダコネクトナビゲーションと、ハイレゾに対応したハイグレードスピーカーシステムも用意されている。前後室内の様子を同時に録画できる3カメラ型ドライブレコーダーは今どきのニーズをカバーするもので、是非とも装着したいアイテムといえるだろう。
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