独自モーターが低回転でも高トルクを発揮!
搭載されているハイブリッドシステムには、3.4リッターツインターボV6と従来の10速ATの間に48馬力の電気モーターが挟み込まれており、モーターはドライバーの要求に応じてトルクを追加したり、微妙なアクセル操作の場合にはモーターのみで車両を駆動したりなどエンジンの補佐として機能することが可能。このユニークなレイアウトによって、ハイパワーでありながら走り出しにも優れたシステムが完成された。
新しいパワートレインの結果、437馬力と790Nmものトルクが2,400rpmという静かな低回転域で発揮され、モデルグレードとドライブトレインによっては、EPA推定20 MPGシティ/24 MPGハイウェイ/22 MPGコンバインド燃費を達成するトラックとなった。積載量は755kgで、最大5193kgまで牽引することができる。
トヨタは、2025年までに販売する各モデルに電動化モデルをラインナップすることを約束し、タンドラ i-FORCE MAXは、二酸化炭素削減とカーボンニュートラルにおける目標達成に向けた取り組みを示す代表的な一例である。i-FORCE MAXは、10月26日に開催されるオートテック・カンファレンスで表彰される「Wards 10 Best Engines & Propulsion Systems」の受賞製品にも含まれる予定となっている。