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CVTや電子4WDを新開発 堅牢設計やボディ色で魅力大
ダイハツの軽商用車といえば2021年末、ハイゼットカーゴ/アトレーが実に16年半ぶりに刷新された。
エクステリア
ハイゼットトラックもメカに共通部分が少なくないが、プラットフォームは別設計。実際、現行ハイゼットトラックは発売から7年半しか(?)経過しておらず、まだまだ現役だ。しかし、今回はトラックにも合わせて大幅改良が加えられた。同じ新開発CVTや電子制御4WDが搭載されたほか、先進安全のスマートアシストも最新バージョンにアップデー ト。さらに内外装デザインも共通イメージに仕立て直されたのだ。
インストルメントパネル
ライバル(=スズキ・キャリイ)に対するハイゼットトラックの売りは、伝統的にサビに強い堅牢設計に豊富なバリエーション、そして高度なATといったところだ。これまでのハイゼットもATが4速であることを売り(キャリイは基本的に3速AT)としていたが、新しいハイゼットではさらにワイドレシオのCVTとなったのだ。
居住性
実際の走りでも、力強さに静粛性、そして滑らかさのすべてにおいて、CVTのメリットは大きい。また4WDも同じく新開発の電子制御式にあらためられて「4WDオート」モードが追加されたことで、使い勝手は高まった。
うれしい装備
月間登録台数 5723台(21年8月〜22年1月平均値) 現行型発表 14年9月(マイナーチェンジ 21年12月) WLTCモード燃費 16.5 km/l ※CVT/MR車
荷台
最近は軽トラをマイカー代わりに使う人たちも確実に増えているそうだが、カラフルなボディカラーに最新メカニズムを満載したハイゼットトラックの商品力は、現時点ではキャリイより確実に優っている。
※本稿は、モーターファン別冊ニューモデル速報統括シリーズVol.140「2022年軽自動車のすべて」の再録です。
▶︎ http://motorfan-newmodel.com/integration/140/