目次
ミニバン向けスタッドレスタイヤの特徴
近年、ファミリー層を中心に絶大な支持を集めるミニバンですが、それに伴って需要が高まっているのがミニバン向けスタッドレスタイヤです。
セダンやステーションワゴンと比べ、車高の高いミニバンの場合、重心が高くなることでコーナリング時や横風を受けた場合などに発生する横向きの力によって車体がふらつく傾向にあります。
発進する、曲がる、止まる。ドライコンディションなら当たり前のようにできる運転操作ですが、雪上や氷上といった具合に悪条件の路面ではそれも一苦労することも珍しくありません。とくにミニバンの場合は、さらに顕著に実感するケースが多くなります。
こういった不安定さを解消し、安心したドライブをサポートしてくれるのが、ミニバン向けに設計されたスタッドレスタイヤです。
加速や減速といった縦方向の力に対する剛性はもちろん、コーナーリングや強い横風時などに発生する横向きの力に対する剛性が高いことが特徴で、力強いグリップはもちろん安定した走りで冬の快適なドライブをサポートしてくれます。
ミニバン向けスタッドレスタイヤの選び方|性能比較ポイント
ここでは、ミニバン向けスタッドレスタイヤを選ぶ際に重視したいポイントを紹介します。
使用する地域や運転する頻度はもちろん、予算などを考慮し、自分にあった最適なタイヤ選びの参考にしてみてください。
解説ポイント
- 最重視すべきは運転操作に直結する氷上・雪上性能
- コスパ重視なら耐摩耗性能や寿命も重視する
- 雪の少ない地域ならドライやウェット性能にも注目
- 低燃費タイヤなら走行距離の長いドライバーも安心
- ホイールセットで買えば、交換コストもお得に!
最重視すべきは運転操作に直結する氷上・雪上性能
ミニバン向けスタッドレスタイヤを選ぶ以上、もっとも重視したいのが、発進する・曲がる・止まるといった運転操作に直結する雪上・氷上性能です。
とくに降雪が多い地域やアップダウンの多い山岳地などでの使用が多い場合は、アイスバーンが発生しやすいため、各メーカーが発売するミニバン向けスタッドレスタイヤの中でも最高峰クラスの製品を選ぶのがおすすめです。
降雪の少ない市街地など、備えとして使用する場合は、性能と価格のバランスに優れたモデルを選ぶのが賢い選択といえるでしょう。
コスパ重視なら耐摩耗性能や寿命も重視する
ミニバン向けスタッドレスタイヤは、夏用タイヤと同様に決して安い買い物ではありません。せっかく買うなら、できるだけ長く快適に使えるモデルを選ぶことが大切です。
雪上・氷上といった滑りやすい路面を安全に走行するのがスタッドレスタイヤに与えられた最大の使命ですが、近年は耐摩耗性に優れ、長寿命を特徴としたモデルも続々と登場。
降雪地帯であれば、操作性を優先したミニバン向けスタッドレスタイヤ選びを行いたいところですが、市街地メインや降雪の少ない地域で使用する場合は、耐摩耗性に優れたモデルを選ぶのもひとつの選択肢と言えます。
雪の少ない地域ならドライやウェット性能にも注目
降雪の少ない地域では、雪上や氷上走行よりもドライやウェットといった具合に夏タイヤと同じ路面を走行する機会が多いケースも珍しくありません。
スタッドレスタイヤは、氷上や雪上でのグリップが重視され、柔らかいゴムとサイプと呼ばれる深い溝を持つため、夏用タイヤと比べるとドライやウェットコンディションでの性能は低くなる傾向があります。とくにウェットコンディション時は、滑りの元となる排水性能が夏用タイヤに及ばないため、より滑りやすい傾向にあります。
もし、降雪の少ない地域での使用がメインとなるなら、こういったスタッドレスタイヤの弱点とされるドライやウェット性能を高めたモデルを選ぶのがおすすめです。
低燃費タイヤなら走行距離の長いドライバーも安心
ミニバン向けスタッドレスタイヤに関わらず、一般的にスタッドレスタイヤは夏用タイヤと比べてゴムのコンパウンドが柔らかく、雪や氷と密着するよう設置面積が広くなるように設計されているため、地面との抵抗「ころがり抵抗」が大きくなり、燃費が悪くなります。
この弱点を克服し、雪上や氷上性能を保ちながらころがり抵抗を抑えた「省燃費タイヤ」も続々と登場し、その数を増やしつつあります。
雪上や氷上を安全に走るのがスタッドレスタイヤを使用する最大の目的ですが、走行距離が長く、降雪地帯以外の走行が多いドライバーの場合は、こういった省燃費タイヤを選ぶことで自動車の維持に掛かるトータルコストを抑えることができます。
ホイールセットで買えば、交換コストもお得に!
スタッドレスタイヤを単体購入した場合、夏用タイヤとの交換時にホイールの脱着だけでなくタイヤの組み換え作業が発生するため、交換に時間が掛かるだけでなく高額な工賃が発生します。
しかし、ホイールにスタッドレスタイヤが組み込まれた状態で販売されているホイールセットを購入すれば、ホイールの脱着のみで夏用タイヤとスタッドレスタイヤが交換できるため、時間も費用も大幅に削減することが可能です。
また、タイヤとホイールを単体購入するよりもホイールセットで購入した方が費用も大きく抑えられることに加え、ホイールのサイズやハブ径の確認など、愛車とのフィッティングもショップに任せられるといったメリットもあります。
ミニバン向けスタッドレスタイヤおすすめ人気ランキング
以下では、ドライバーに人気のおすすめミニバン向けスタッドレスタイヤをランキング形式で紹介します。性能や特徴を参考に、ミニバン向けスタッドレスタイヤ選びの参考にしてください。
- 1位:ブリヂストン ブリザック VRX スタッドレスタイヤ
- 2位:ブリヂストン ブリザック VRX2 スタッドレスタイヤ
- 3位:ダンロップ ウインターマックス 02 スタッドレスタイヤ
- 4位:ヨコハマタイヤ アイスガード6 IG60 スタッドレスタイヤ
- 5位:ミシュラン X-ICE SNOW スタッドレスタイヤ
- 6位:ヨコハマタイヤ アイスガード5 PLUS スタッドレスタイヤ
- 7位:ダンロップ ウインターマックス 03 スタッドレスタイヤ
- 8位:トーヨータイヤ ウィンタートランパス TX スタッドレスタイヤ
- 9位:ミシュラン X-ICE 3+ スタッドレスタイヤ
- 10位:コンチネンタル VikingContact 7 スタッドレスタイヤ
おすすめ1位:ブリヂストン ブリザック VRX スタッドレスタイヤ
ブリヂストン定番のスタッドレスタイヤ「ブリザック」シリーズの誕生から25年の歳月で培われた技術の集大成として登場したのがこの「ブリザック VRX」シリーズです。
路面上の水膜を効率よく吸い込むことでグリップを高める「アクティブ発泡ゴム」技術が投入されたほか、非対称のトレッドパターン形状を持たせることで雪道をはじめドライコンディションでも安定した走行性能を実現。
2013年の登場から2世代前のモデルとなりましたが、価格が落ち着いているため、手軽にミニバン向けスタッドレスタイヤを探している人におすすめです。
メーカー | 株式会社ブリヂストン |
---|---|
商品名 | VRX |
リム径 | 12~18インチ |
タイヤ幅 | 12インチ:144mm 13インチ:144~170mm 14インチ:158~208mm 15インチ:170~211mm 16インチ:177~222mm 17インチ:212~232mm 18インチ:212~243mm |
扁平率 | 12インチ:80% 13インチ:65、70、80% 14インチ:55、60、65、70、80% 15インチ:55、60、65、70% 16インチ:55、60、65% 17インチ:45、50、55、60% 18インチ:45、50、55% |
低燃費機能 | ー |
価格(税込) | オープン価格 |
公式サイト | 株式会社ブリヂストン 公式サイト |
おすすめ2位:ブリヂストン ブリザック VRX2 スタッドレスタイヤ
「ブリザック VRX」シリーズの2代目として登場したのが、ブリヂストンのメジャータイヤとして位置付けられる「ブリザック VRX2」です。
同シリーズの特徴であるアクティブ発砲ゴムをさらに進化させた「アクティブ発砲ゴム2」を採用することで、滑りの元となる水膜を強力に除去。さらに粒径の小さいシリカや摩擦力向上剤を配合することでグリップ力を大幅に向上させています。
最新モデル「ブリザック VRX3」の登場に伴って1世代前のモデルとなりましたが、それまではブリヂストンの最上級モデルとして位置付けられていたモデルだけあって走行性能は折り紙付き。価格に落ち着きが見られ始めたいま、高いグリップ性能とコストパフォーマンスを両立させたい人におすすめです。
メーカー | 株式会社ブリヂストン |
---|---|
商品名 | VRX2 |
リム径 | 12~20インチ |
タイヤ幅 | 12インチ:133~157mm 13インチ:133~177mm 14インチ:157~202mm 15インチ:150~222mm 16インチ:155~234mm 17インチ:196~244mm 18インチ:213~258mm 19インチ:224~269mm 20インチ:247mm |
扁平率 | 12インチ:70、80% 13インチ:65、70、80% 14インチ:55、60、65、70、80% 15インチ:50、55、60、65、70% 16インチ:45、50、55、60、65% 17インチ:45、50、55、60% 18インチ:35、40、45、50、55% 19インチ:35、40、45、55% 20インチ:40% |
低燃費機能 | ー |
価格(税込) | オープン価格 |
公式サイト | 株式会社ブリヂストン 公式サイト |
おすすめ3位:ダンロップ ウインターマックス 02 スタッドレスタイヤ
雪上や氷上でのグリップ性能、低燃費性能、耐摩耗性能、この相反するとされる性能を両立した「4D NANO DESIGN」技術が投入されたダンロップ「ウインターマックス 01」の後継モデルとして登場したのがこの「ウインターマックス 02」です。
滑りの元となる水膜にピタッと密着し、強力に押し出すことで路面を的確に捉える「液状ファルネセンゴム」配合の「超密着名のフィットゴム」を採用することで高いグリップ性能を実現。
経年劣化にも強く、4年後も氷上ブレーキ性能持続するため、コストパフォーマンスにも優れています。
最新モデルが登場によって1世代前の製品となりましたが、それまでダンロップの最高峰モデルとして位置付けられていただけあって降雪地帯でも安心して使えるモデルと言えます。
メーカー | 住友ゴム工業株式会社 |
---|---|
商品名 | ウインターマックス 02 |
リム径 | 12~20インチ |
タイヤ幅 | 12インチ:133~157mm 13インチ:133~170mm 14インチ:157~209mm 15インチ:170~221mm 16インチ:177~235mm 17インチ:195~240mm 18インチ:225~265mm 19インチ:233~295mm 20インチ:245mm |
扁平率 | 12インチ:70、80% 13インチ:65、70、80% 14インチ:55、60、65、70、80% 15インチ:55、60、65、70% 16インチ:55、60、65、70% 17インチ:45、50、55、60、65% 18インチ:40、45、50、55、65% 19インチ:35、55% 20インチ:55% |
低燃費機能 | ー |
価格(税込) | ー |
公式サイト | 住友ゴム工業株式会社 公式サイト |
おすすめ4位:ヨコハマタイヤ アイスガード6 IG60 スタッドレスタイヤ
「アイスガード6 IG60」は、13インチから20インチがラインナップされるなど、大口径化が進むミニバンやSUVといったカテゴリの自動車も幅広くカバーするスタッドレスタイヤです。
ピラミッド状に4段折り重ねたサイプが互いに支えあう「クワトロピラミッドサイプ」を採用することで剛性を高め、接地性能を確保。さらに斜め方向のグルーブに横方向にグルーブを組み合わせることで氷上の排水性能とエッジ効果を固める「ダブルマイクログルーブ」によって、装着初期から高い雪上・氷上性能を発揮します。
ヨコハマタイヤの低燃費タイヤ「BlueEarth」シリーズで培われた技術を投入することで転がり抵抗も低く、夏用タイヤに匹敵する燃費性能を発揮するのも大きな特徴です。
メーカー | 横浜ゴム株式会社 |
---|---|
商品名 | アイスガード6 IG60 |
リム径 | 13~20インチ |
タイヤ幅 | 13インチ:133~177mm 14インチ:157~201mm 15インチ:150~221mm 16インチ:170~233mm 17インチ:183~245mm 18インチ:213~278mm 19インチ:225~290mm 20インチ:248mm |
扁平率 | 13インチ:65、70、80% 14インチ:55、60、65、70% 15インチ:50、55、60、65、70% 16インチ:45、50、55、60、65% 17インチ:40、45、50、55、60、65% 18インチ:35、40、45、50、55、60% 19インチ:35、40、45、50% 20インチ:40% |
低燃費機能 | 対応あり |
価格(税込) | ー |
公式サイト | 横浜ゴム株式会社 公式サイト |
おすすめ5位:ミシュラン X-ICE SNOW スタッドレスタイヤ
「ミシュラン X-ICE SNOW」は、ミシュラン最新モデルとしてラインナップされるスタッドレスタイヤです。
雪や水を効率的に排出するV型のトレッドパターンの採用に加え、サイプの倒れ込みを抑えるVTSサイプやNewクロスサイプを採用することで高い安定性と接地性を確保しています。
さらに剛性の高いポリマーベースの材質をベースコンパウンドに配合することによって微小な凹凸を生成する新コンパウンド「EverWinterGrip」を採用。高いエッジ効果と接地性によって安定した操作性を実現しています。また、摩耗しても微小な凹凸が生成され続けるため、性能が長く続くのも大きな魅力です。
メーカー | 日本ミシュランタイヤ株式会社 |
---|---|
商品名 | X-ICE SNOW |
リム径 | 13~20インチ |
タイヤ幅 | 13インチ:155mm 14インチ:155~185mm 15インチ:175~195mm 16インチ:175~225mm 17インチ:195~245mm 18インチ:215~255mm 19インチ:225~275mm 20インチ:245~315mm |
扁平率 | 13インチ:65% 14インチ:65、70% 15インチ:60、65% 16インチ:50、55、60、65% 17インチ:45、50、55、60% 18インチ:40、45、50、55、60% 19インチ:35、40、45% 20インチ:35、40% |
低燃費機能 | ー |
価格(税込) | ー |
公式サイト | 日本ミシュランタイヤ株式会社 公式サイト |
おすすめ6位:ヨコハマタイヤ アイスガード5 PLUS スタッドレスタイヤ
アイスガード5 PLUSは、軽自動車からミニバン、SUVなど幅広いサイズをカバーしたスタンダードモデルです。
水膜を効率的に吸い込み除去するヨコハマタイヤの「新マイクロバルーン」や「ブラックポリマーⅡ」技術に加え、さらに強力な吸水を実現する「エボ吸水ホワイトゲル」技術を新たに加えた「スーパー吸水ゴム」の採用によって氷への密着効果と吸水効果を向上。加えて左右非対称パターンすることで雪上と氷上、それぞれのグリップ力を高めています。
また、同社のミニバン向けタイヤに採用される「たわみ制御プロファイル」を採用することで、スタッドレスタイヤで発生しがちなふらつきを抑え、安定した走行をサポートしてくれるのも大きな特徴です。
メーカー | 横浜ゴム株式会社 |
---|---|
商品名 | アイスガード5 PLUS IG50 |
リム径 | 12~17インチ |
タイヤ幅 | 12インチ:133~157mm 13インチ:145、157mm 14インチ:157~209mm 15インチ:170~221mm 16インチ:177~221mm 17インチ:213~233mm |
扁平率 | 12インチ:70、80% 13インチ:65、70、80% 14インチ:55、65、70、80% 15インチ:55、60、65、70% 16インチ:45、55、60、65% 17インチ:45、50、55、60% |
低燃費機能 | 対応あり |
価格(税込) | ー |
公式サイト | 横浜ゴム株式会社 公式サイト |
おすすめ7位:ダンロップ ウインターマックス 03 スタッドレスタイヤ
「ウインターマックス 03」は、ダンロップのスタッドレスタイヤラインナップで最上位に位置付けられる最新モデルです。
従来モデルの「ウインターマックス 02」と比べ、氷上ブレーキ性能が22%、コーナーリング性能が11%も向上するなど、最上級の氷上性能を実現。路面条件の悪い降雪地帯や山岳部など、高い操作性が求められるシーンで高い威力を発揮してくれます。
また、摩耗時の氷上ブレーキ性能も大幅に向上されており、新品時から40%摩耗した状態でも従来モデルと比べ、制動距離費が36%も高いため、使い始めから使い終わりまで安心の性能を持つ1本と言えます。
メーカー | 住友ゴム工業株式会社 |
---|---|
商品名 | ウインターマックス 03 |
リム径 | 13~20インチ |
タイヤ幅 | 13インチ:146~179mm 14インチ:157~191mm 15インチ:152~224mm 16インチ:166~235mm 17インチ:198~249mm 18インチ:217~262mm 19インチ:229~280mm 20インチ:248、249mm |
扁平率 | 13インチ:65、70、80% 14インチ:55、60、65、70、80% 15インチ:50、55、60、65、70% 16インチ:45、50、55、60、65% 17インチ:45、50、55、60、65% 18インチ:35、40、45、50、55、60% 19インチ:35、40、45、50、55% 20インチ:40、55% |
低燃費機能 | ー |
価格(税込) | ー |
公式サイト | 住友ゴム工業株式会社 公式サイト |
おすすめ8位:トーヨータイヤ ウィンタートランパス TX スタッドレスタイヤ
「ウィンタートランパス TX」は、ミニバンをはじめとするハイト系特有のふらつきを抑え、安定感のある走りを実現したハイト系専用のスタッドレスタイヤです。
横方向の剛性を大幅にアップさせる「スーパーハイターンアップ構造」の採用によってミニバンで発生しがちなコーナーリング時のふらつきを抑制。
さらに、経年による変化を抑制する「ソフトキープコンパウンド」に加え、発進や停止といった縦方向の制動性能に効果を発揮する「スーパーソフトコンパウンド」、コーナーリングといった横向きの制動に効果を発揮する「ソフトコンパウンド」の3つのトレッドによって雪上・氷上での高い制動性能と安定性を両立しています。
メーカー | TOYO TIRE株式会社 |
---|---|
商品名 | ウィンタートランパス TX |
リム径 | 14~19インチ |
タイヤ幅 | 14インチ:163、170mm 15インチ:177~221mm 16インチ:201~221mm 17インチ:214~233mm 18インチ:225~245mm 19インチ:233、245mm |
扁平率 | 14インチ:65% 15インチ:55、60、65、70、80% 16インチ:55、60、65、70% 17インチ:50、55、60、65% 18インチ:45、50、55、60、65% 19インチ:55% |
低燃費機能 | ー |
価格(税込) | ー |
公式サイト | TOYO TIRE株式会社 公式サイト |
おすすめ9位:ミシュラン X-ICE 3+ スタッドレスタイヤ
「ミシュラン X-ICE 3+」は、最新モデル「ミシュラン X-ICE SNOW」の前身にあたるモデルでミシュランの主力として活躍していたスタッドレスタイヤです。
効果的な除水を実現する「マイクロポンプ」、縦横に交差するサイプ形状によって接地面を広く確保する「クロスZサイプ」、エッジ効果を高める「ZigZagマイクロエッジ」の3技術によって、雪上・氷上での高いグリップ性能を実現。
ブロックのサイズや配置を最適化することで車内に届くノイズを低減。振動が少ないのはもちろん走行音も抑えられているため、同乗者との会話も聞き取りやすくドライブ気分を盛り上げてくれます。
メーカー | 日本ミシュランタイヤ株式会社 |
---|---|
商品名 | X-ICE XI3 |
リム径 | 14~20イチ |
タイヤ幅 | 14インチ:165mm 15インチ:165~205mm 16インチ:205mm 17インチ:225mm 18インチ:225mm 19インチ:245mm 20インチ:245、275mm |
扁平率 | 14インチ:65% 15インチ:55、65% 16インチ:55% 17インチ:45、50、55% 18インチ:50% 19インチ:50% 20インチ:40、45% |
低燃費機能 | ー |
価格(税込) | ー |
公式サイト | 日本ミシュランタイヤ株式会社 公式サイト |
おすすめ10位:コンチネンタル VikingContact 7 スタッドレスタイヤ
「あらゆる冬を制するタイヤ」をコンセプトに開発されたコンチネンタルのスタッドレスタイヤがこの「VikingContact 7」です。
コンパウンドには、高密度のシリカ分子を均一的に分布する「アクティブ・グリップ・シリカ」を配合した新開発の「ノルディック・コンパウンド」採用。さらに菜種オイルを配合することによって低温下でも柔軟性を確保し、高いグリップ力を発揮します。
対照的なメイングルーブの採用によって、タイヤの中央部から水や氷を強力に放出。さらに溝とブロックのバランスを最適化することで有効接地面積を確保し、高速走行時の操作性を高めているのが特徴です。
メーカー | コンチネンタル・オートモーティブ株式会社 |
---|---|
商品名 | VikingContact 7 |
リム径 | 14~20イチ |
タイヤ幅 | 14インチ:155、175mm 15インチ:145~205mm 16インチ:195~225mm 17インチ:205~245mm 18インチ:215~265mm 19インチ:155~265mm 20インチ:255~275mm |
扁平率 | 14インチ:65% 15インチ:55、60、65% 16インチ:50、60、65、70% 17インチ:45、50、55、60、65% 18インチ:40、45、50、55、60、65% 19インチ:40、50、55、70% 20インチ:35、40、45、50% |
低燃費機能 | ー |
価格(税込) | ー |
公式サイト | コンチネンタル・オートモーティブ株式会社 公式サイト |
ミニバン向けスタッドレスタイヤおすすめ製品の価格比較一覧表
スタッドレスタイヤ | 価格 |
---|---|
ブリヂストン ブリザック VRX スタッドレスタイヤ | オープン価格 |
ブリヂストン ブリザック VRX2 スタッドレスタイヤ | オープン価格 |
ダンロップ ウインターマックス 02 スタッドレスタイヤ | ー |
ヨコハマタイヤ アイスガード6 IG60 スタッドレスタイヤ | ー |
ミシュラン X-ICE SNOW スタッドレスタイヤ | ー |
ヨコハマタイヤ アイスガード5 PLUS スタッドレスタイヤ | ー |
ダンロップ ウインターマックス 03 スタッドレスタイヤ | ー |
トーヨータイヤ ウィンタートランパス TX スタッドレスタイヤ | ー |
ミシュラン X-ICE 3+ スタッドレスタイヤ | ー |
コンチネンタル VikingContact 7 スタッドレスタイヤ | ー |
【Q&A】ミニバン向けスタッドレスタイヤについて多い質問
以下では、ドライバーから多いミニバン向けスタッドレスタイヤについての質問・疑問に回答します。
Q&A
- 一般的なスタッドレスタイヤとミニバン用、何が違う?
- ミニバン用スタッドレスタイヤの交換目安は?
- スタッドレスタイヤを長く安全に使うには?
Q. 一般的なスタッドレスタイヤとミニバン用、何が違う?
ミニバンは、セダンやステーションワゴン、スポーツカーなどのカテゴリと比べ、車高が高く、それに伴って重心も高くなります。そのため、コーナーリング時など横方向に強い力が働くと不安定になりふらつきがちになります。
ミニバン向けのスタッドレスタイヤは、そうしたミニバンの特性を考慮し、スタッドレスタイヤの特徴となる深いサイプを倒れにくく設計したり、横方面の剛性を高めるための工夫を凝らしたりすることでミニバン特有のふらつきを抑えています。
近年は、ミニバン専用設計ではなく、一般的なスタッドレスタイヤもミニバンでの使用を想定したものが増え、ミニバン対応を謳った製品が多数を占めています。
Q. ミニバン用スタッドレスタイヤの交換目安は?
スタッドレスタイヤには、夏タイヤと同様にスリップサインが設けられていますが、それとは別に「プラットホーム」と呼ばれるスタッドレスタイヤ独自のサインが設けられています。
このプラットホームは、新品状態から50%程度磨耗すると表示されるものとなっており、スタッドレスタイヤとしての性能が保証されなくなるという意味があります。このサインが表示されたら、冬用タイヤとして使用するのは危険ですので交換目安となります。
Q. スタッドレスタイヤを長く安全に使うには?
ミニバン向けスタッドレスタイヤを長持ちさせるためのコツは、言うまでもなく、タイヤや愛車にとって大きな負担を掛けてしまう急加速・急ハンドル・急ブレーキなど、“急”がつく運転操作を避けること。
そして、タイヤそのものの劣化を防ぐため、大敵となる直射日光や寒暖差を避けることにあります。オフシーズンの保管時は、ガレージや屋内など、できるだけ冷暗所を選んで保管することを心掛けることが大切です。止むを得ず屋外に保管する場合は、必ずカバーを使用し、直射日光や雨風などからタイヤを保護しましょう。
また、空気圧を適正値よりも低い状態にしておくことでゴムの劣化を抑え、タイヤの寿命をより長く保つことができます。
ミニバン向けスタッドレスタイヤは評価・評判も参考に購入しよう
ミニバン向けスタッドレスタイヤは、実際にフィッティングして試して買うことが難しいものだからこそ、製品レビューや実際に使っているユーザーの口コミや評価・評判などが大きな材料になります。
どうしても価格ばかり目がいってしまいがちですが、スタッドレスタイヤは自分自身だけでなく大切な家族や周囲のドライバー・歩行者などの命を守る重要なパーツのひとつです。
愛車と同じ車種を持っているドライバーや降雪具合が近い地域のドライバーの口コミや評判を参考にして選んでみましょう。