リヤカメラとウォッシャーノズルがドッキング!?

DataSystem R-SPEC『ハイマウントリアカメラキット RCKシリーズ(価格2万7280円〜)』
後付け用品ならではの、斬新アイデアが光る逸品。人気を博し、続々と対応車種を増やす、データシステムのリヤカメラ・マウントキットに熱視線!

ハイマウントの理想的ポジションをゲット!

純正のリヤウォッシャーノズルとそっくり置き換えるカメラマウントキット。コンパクトなノズルに置き換えつつ、当然、ウォッシャー機能はそのまま使用できる。

あって当たり前、なくては困る現代車必須装備のリヤカメラながら、車体形状によって設置場所に制限が出てしまうのも困りものだ。とりわけ背の高いクルマなどは、その画角を考えるとより高い位置に取り付けるのが理想だろう。とはいえ、配線やハッチ形状の制約などですんなりと行かない場合も多い。

リヤカメラだけでなく、さまざまなドライブカメラキットをリリースするデータシステムは、画期的なアイデアでそんな制約をこれまで打ち破ってきた。そして、前述のケースに際し、目を付けたのがリヤウォッシャーである。ミニバンやトールワゴンなどは、もともとリヤウォッシャーノズルがリヤウィンドウ上部に設けられることが多い。

画角的な配置でいうと、まさにここは一等地。さらに純正のリヤウォッシャーが設けられるということは、元々の導線が引かれているため、カメラ取り付けの配線都合も申し分ない。この位置でリヤカメラをマウントできれば一石二鳥と踏んだわけだ。

当然、純正のノズルはそれなりの大きさがあり、カメラだけをポンと増設するわけにはいかない。『ハイマウントリヤカメラキット』として、専用のカメラカバーのほか、より小型化された差し替えノズルもセットした。このキットに丸々差し替えることで、リヤウォッシャー機能を損なうことなく、リヤカメラマウントも可能になる。

いざ発売を開始すると、早々に大ヒット! 業界内外の反響も大きく、適合車種は順次拡大中で、ハイエース・ジムニー・エブリィ・タウンボックスに続き、このたびアトレー用も追加になっている。

見た目にも違和感はなく、元々の機能を損なわず、結果得られる後方映像は理想的な画角と、まさにカー用品の面目躍如となった本シリーズ。公式オンライン販売では、ボディ同色塗装のアッパーキットも用意されているほか、一部のモデルは未塗装樹脂ながらも汚れにくく色あせないガラス強化プラスチックへのアップコンバージョンも果たされている。

特に背の高いクルマほど、高い位置へのリヤカメラ取り付けはアドバンテージがある。より広範囲を映すことができるだからだ。写真はジムニーに取り付けた例。

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