究極のファミリーSUV、新型ホンダ「パイロット」が北米ホンダより登場!オールアルミV6エンジンと史上最高の居住性がオフロード走行を手厚くサポート!

ホンダの北米部門は、4代目となるSUV「パイロット」を発表した。アールアルミ製V6エンジンによってオフロード/オンロードを選ばないスポーティな走行を実現。タフで冒険心をくすぐるスタリングによって、ホンダSUV史上最も頑丈なモデルながら、洗練されたスタイルとモダンで高級感のある新型キャビンが確立されている。インテリアはフレキシブルなシートを搭載し、家族使いにも優れた柔軟性を魅せる一台だ。

オフロード特化の新エクステリアとパワートレイン

新型パイロットのエクステリアは、直立の大型グリル、力強い水平ベルトライン、フェンダーフレアデザインなど意欲的で冒険的なデザインを採用した力強いスタイルに一新。Aピラーが後退しロングノーズ化したことでよりスポーティなシルエットに確立されている。水平基調のベルトラインは86mm長くなった全長を強調し、ロングホイール、ワイドトラックにより、より強くアグレッシブな存在感を示している。リアビューは、ルーフスポイラー、ルーフレールとLEDテールライトが印象的で、一目で4代目パイロットと分かるスタイルになっている。

搭載エンジンはオールアルミ製のV6エンジンを搭載し、最高出力285ps、最大トルク355Nmを発揮。ホンダ史上最もパワフルなV6に仕上げられた。オールアルミ製のV6は、独自のブロックと、ハイタンブルポートと35度の狭いバルブ角度を持つロープロファイルのシリンダーヘッドを採用し、燃焼効率を向上。

また、DOHCシリンダーヘッドのロープロファイル化により、ロッカーアームと油圧ラッシュアジャスターのコンパクト化が実現されている。また、カムベアリングキャップを廃止しバルブカバーに直接内蔵。その結果、シリンダーヘッドの全高を30mm削減し、部品数削減にも貢献している。

トランスミッションは、パイロット専用にチューニングされたレスポンスの良い10速ATミッションを搭載。また、標準装備のパドルシフトで、ドライビングの楽しいマニュアル操作をすることもできる。さらに、ホンダの受賞歴のあるトルクベクトル式i-VTM4全輪駆動システムの第2世代が「トレイルスポーツ」、「エリート」に標準装備され、40%以上のトルクに対応。

30%速いレスポンスを提供する強力なリアデフを備え、あらゆる走行シーン、特に滑りやすい条件やオフロードでのトラクション最適化に貢献。エンジントルクの最大70%をリアアクスルに送ることができ、そのトルクの100%を左右どちらのリアホイールにも分配することができる。

モダンかつスマートなインテリア

クリーンで洗練されたインテリアは、ホンダ製SUV史上最も高級感のあるモデルとして開催されている。インストルメントパネル上部がすっきりとしたことで、フロントガラスの反射が抑えられ外界の視認性が向上している。ダッシュボードには、Apple CarPlay/Android Auto標準対応の7インチ/9インチ タッチディスプレイを搭載し、直感的で使いやすいシステムを内蔵。

シフトノブ前方の大型マルチユーストレイには、スマホを2台並べて収納できるほどのスペースと、USB-A/USB-Cポートを標準装備。2列目シートにもUSB-Aポートが2か所設置される。ドライバー席の標準装備7インチデジタルメーターパネルは、左側にデジタルコンビメーター、右側にアナログスピードメーターを搭載。ディスプレイには、HondaSensing設定や車両情報などをカスタムで表示させることができる。

居住スペースは、2列目・3列目シートのレッグルームが大幅に拡大されたことで、より快適で広々とした空間が実現されている。フロントシートには新開発ボディスタビライザーが搭載され長時間ドライブをサポートする。2列目レッグルームは約60mm拡大され、さらに最大10度のリクライニングが可能になった。3列目レッグルームは約15mm拡大された。

「ツーリング」、「エリート」グレードには、クラス初となる取り外し可能な2列目ミドルシートが搭載され、3列目へのより快適なアクセスを実現。外したミドルシートはリアカーゴフロアに収納できることで、突然の取り外しにも柔軟に対応する。キャリアスペースは3列目シート後方に最大634リットルを確保。2、3列目シートを倒せば最大3,218リットルというモデル史上最大の巨大な空間を生み出すことができる。

クラストップレベルの安全装備

4代目パイロットは、最新のACEアーキテクチャ、世界初のエアバッグ技術、ホンダセンシングの安全・運転支援技術の拡張など、先進のアクティブ&パッシブセーフティ技術により、SUVの標準安全装備と性能でクラストップレベルを確立させている。ACEは、フロントサブフレームとサイドフレームに最適化された新構造を採用し、小型車との衝突適合性と斜め前方衝突時の乗員保護性能を向上させている。

エアバッグは、標準装備で8個搭載され、そのうちの助手席フロントエアバッグは3室構造を採用し、外側の2層で頭部を包み込み回転を最小限に抑えて、斜め前方向への衝撃を最小化するように設計されている。安全装備には、90度の広視野角カメラと120度の広視野角レーダーによって実現した最新の安全・運転支援技術「ホンダセンシング」を搭載。広視野角カメラにより、車両、自転車、歩行者、白線、縁石や標識などの道路境界線の認識能力を高め、衝突防止性能が向上している。

ブラインドスポットの照射距離が約1.5mに拡大されたほか、渋滞アシスト、低速ブレーキコントロール、道路標識認識が新たに標準装備された。アダプティブクルーズコントロール(ACC)低速追従機能付、レーンキーピングアシスト(LKAS)にも改良が加えられ、より自然な運転挙動が実現されている。

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