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商品改良を何度も重ね進化中 燃費や乗り心地が大きく改善
登場以降、エンジン性能の向上や燃費および排出ガスの改善、足まわりの変更など頻繁に商品改良を行なってきた。直近の改良では、e-スカイアクティブX搭載車において、加速時のエンジンサウンドを強調させるため、吸気口やサイレンサーの部品を変更したほか、シフトアップ毎の変速タイミングとサウンドの変化をシンクロするよう変更した。
エクステリア
燃費もさらに改善し、4WDのMT車は2030年度燃費基準75%達成を実現したのも新しい。また、グレード体系も一部変更となり、マツダの他の機種でも人気の高いスタイリッシュな特別仕様車「ブラックトーンエディション」がCX-30にも加わった。
インストルメントパネル
低回転域からリニアに立ち上がるトルクが高回転まで維持されるのもe-スカイアクティブXの美点。抑揚がなく事務的な感のあった登場当初に比べると吹け上がりが良くなり、ドライブフィールがより人間の感性に合うようになった印象を受ける。
居住性
MTであれば、さらにダイレクトにそのフィーリングを味わうことができる。アクセルオフにすると意図したとおりスッとエンジン回転が落ちるので、テンポよくシフトアップしていけるあたりも、MTを楽しむ上で大事な要素に違いない。
うれしい装備
月間登録台数 1678台(21年10月〜22年3月平均値) 現行型発表 19年9月(一部改良 21年9月) WLTCモード燃費 19.5 km/l ※「XD」系のFF車
ラゲッジルーム
また、登場当初は硬さが気になった乗り心地も改良で一変し、突き上げや跳ねが大幅に抑えられた。さらにはGVC+によるクルマの動きもより素直になったように思える。このクラスでこれほどスタイリッシュで走りも良いクルマはそうそうない。
※本稿は、モーターファン別冊ニューモデル速報統括シリーズVol.141「2022-2023 国産&輸入SUVのすべて」の再構成です。
http://motorfan-newmodel.com/integration/141