ジェットブロックが取り付けられるブロックの部分は分離する(一般非分解指定)が、他の部分は一体で鋳造されている。写真の4型ボディはアルミダイキャスト製で、ボディに開けられる各穴は精度が要求され、加工精度の高さが性能を左右する。
アクセルリンケージに連動しスロットルバタフライが開閉する。アクセルに連動して動くためシャフトにはガタなどが出やすく、バタフライは真鍮で出来ているので変形しやすい。また、この部分は組み付け精度が要求される部分でもあるので、非分解部分に指定されているから、一般の人はバラさないほうが賢明だ。
純正SOLEX40φ新車時ジェット一覧 トヨタ編
また下記新車時ジェット一覧内で、メインやエアジェット番号は穴径を表していて、例えば150番なら穴径は1.5㎜だ。そしてインナーベンチュリーの10・5ー14とは、内径が10・5φで外径が14φを意味している。
純正SOLEX40φ新車時ジェット一覧 日産、いすゞ、三菱、一般市販編
このSOLEX40φの全貌の記事は、令和に残るクルマ改造雑誌『G-ワークス』(毎月21日発売)に掲載された記事を引用・転載したものです。