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大人4名乗車でも車内広々 スポーティな走りが好印象
先代(初代)Q3は、全長が4400mm以下に収まって比較的コンパクトだった。それが二代目の現行型は、Q2が加わった影響もあり、4500mm前後のミドルサイズに拡大された。後席も広く、身長170cmの大人4名が乗車して、後席に座る乗員の膝先空間は握りコブシふたつ分だ。CX-5と同等だから、4名で乗車して長距離を快適に移動できる。
エクステリア
ボディは、標準タイプとスポーツバックの2種類。スポーツバックは 全高が標準ボディよりも45mm低い1565mmで、リヤゲートも寝かせた。 外観は5ドアクーペ風のスタイリングだから、標準タイプに比べて後席の頭上は狭いが、足元空間は同等だ。4名乗車の快適性を妨げない。
インストルメントパネル
エンジンは1.5l直列4気筒ガソリンターボと、2.0lクリーンディーゼルターボを用意。ガソリンターボは、実用回転域の駆動力を十分に確保した上で、吹け上がりも活発だ。7速ATとの相乗効果により、峠道などをスポーティに楽しく運転できる。
居住性
ディーゼルは、アクセルペダルを踏み増した際に、駆動力が一気に盛り上がる感覚は希薄だ。その代わり4000rpmを超える領域まで滑らかに回り、ディーゼルに不慣れなドライバーも扱いやすい。
うれしい装備
月間登録台数 NO DATA 現行型発表 20年7月(「RS」追加 20年10月) WLTCモード燃費 15.5km/l※「35 TFSI」系
ラゲッジルーム
操舵感はBMWなどに比べると、ステアリングホイールをまわし始めたときの反応が穏やかだ。アウディらしく、幅広いユーザーが馴染みやすく感じる。その一方で直進安定性も優れ、高速道路に乗り入れると、ドイツのプレミアムブランドであることを実感できる。
※本稿は、モーターファン別冊ニューモデル速報統括シリーズVol.141「2022-2023 国産&輸入SUVのすべて」の再構成です。
http://motorfan-newmodel.com/integration/141