爆発的ブームを巻き起こしたステーションワゴン、その現在は?【スタワゴ的ミニバンヒストリー コンセプトが変わりすぎたクルマたちを振り返ってみた #002】

一大ブームを作ったが今は人気薄!? 【コンセプトが変わりすぎたクルマたちを振り返ってみた! ワゴン編】

初代アコードワゴン [1991年]
一代で消えてしまうクルマ以外は、通常モデルチェンジが行われる。時代背景やユーザーの状況によって、初代のコンセプトから大きく変更されて、別のクルマになることも……。そんなクルマたちの過去と現在を振り返ります!

(1)日産 プリメーラワゴン

ワゴンブームに乗って2代目プリメーラをベースとするワゴンが登場。後継モデルは大型化して似ても似つかぬデザインに。ゴーン体制となり、デザインの方向性が以前とまったく異なるものとなった。

(2)ホンダ アコードワゴン

3代目アコードに斬新な2ドアワゴンのエアロデッキを設定。1991年にはアメリカからワゴンを逆輸入した。その後アコードはプレミアム化が進み、2008年の6代目でワゴンはツアラーと名乗る。

(3)ホンダ シビックシャトル

2代目シビックにカントリーというワゴンがあったが、3代目シビックではシャトルを名乗るユニークなハイトワゴンを用意。その後シャトルはフィットをベースとするモデルとして復活を果たす。

(4)スバル インプレッサスポーツワゴン

レガシィの弟分として登場した初代インプレッサは、5ドアハッチバックをスポーツワゴンと呼び、ワゴンにも高性能なWRXを用意した。だが4代目以降はまったく異なるクルマに生まれ変わっている。

海外では多い、プレミアム化!

外国車はモデルチェンジごとにサイズ拡大、さらに高級化も顕著。欧州車の代表格、VWゴルフなら初代は全長3705×全幅1610mm、現行8代目は全長4295×全幅1790mm。4代目あたりから徐々に高級化が進み、今ではプレミアムカーと呼べるほど。

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STYLEWAGON(スタイルワゴン)2024年3月号 より

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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