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エアロパーツは有力各社から、続々とラインアップが完了
新車、中古車ともに走り出しが順調な#40だが、それではそのカスタマイズの現在地はどうなっているのだろうか。
まずはエクステリアのイメージを大きく左右するエアロパーツ。こちらは昨年の新登場時から各メーカーが積極的に開発を準備してきた甲斐もあって、2024年1月の東京オートサロンを皮切りに続々とラインアップが開始されてきている。クールやエムズスピード、ヴァルドといったヒットメーカーのプログラムはひと通り出そろってきた印象で、中にはモデリスタやトムスといったチューナー系からの提案もあり、好みのスタイリングを吟味できる状況が整ってきている。
現状、主流となっているのはバンパー下に取り付けできる薄型のフラップスポイラー系。被せタイプのハーフスポイラー系などもあり、純正のシルエットを崩さないというコンセプトを採るメーカーが多い。#40らしさを残しつつスタイルアップを図れるプログラムが主流となっている。
ただしどのメーカーも#40に対する思い入れは強く、今後行なわれるであろう年次改良やマイナーチェンジ、中古車市場の安定などを見据えつつさらなる開発は継続する方向。近いうちにアッと驚くフルバンパーなどがお目見えしても不思議ではない。
車高調もエアサスも準備万端、極低を実現するパーツも登場!
足まわりに関しては車高調派、エアサス派それぞれの要望に応えられる準備が各メーカーともに完了した段階。それぞれに割り合いはほぼ半々くらいだそうで、いずれにせよローダウン方向の足まわりが現状の大多数。最近流行りのオフ系、アゲ方向は、#40のキャラクターもあるし、何よりそれにハマるホイールやタイヤがまだまだ少数。しばらくはストリート系のローダウン仕様が中心となるだろう。
車高調にしろエアサスにしろ、どのメーカーもインチアップで扁平タイヤを装着した場合の乗り味を損なわない味付けとなっているのが顕著な傾向で、スタイリングだけでなく、最高級ミニバンに相応しい快適さも確保できるから安心。ファミリーユースにも配慮した仕様になっているという印象だ。
ちなみに一部、アーム類までこだわって、ベタ落としフォルムを堪能できるティーディメンドやジェーラインといった人気メーカーのパーツもすでに発売中。足まわりを深く煮詰める準備はすでに整っている状況だ。
インテリアはまだこれから、セキュリティ装着率は高い!
インテリアパーツに関してはまだまだ準備段階といった印象。そもそもの純正内装のクオリティが高いため、シートカバーなどで気分を変えるにしても、需要が増えるのはもう少し時間が経ってからになりそう。ウワサされている一番低いグレードが登場するころには、シートカバーメーカーなどの開発も加速してきそうな気配だ。
ナビゲーション&オーディオに関しては、純正が全車ディスプレイオーディオ搭載となっているため、純正のままにしている人がまだ多い。ディスプレイオーディオと連携できる機器が増えてくれることにまずは期待だ。純正にないドライブレコーダーを追加するケースは多く、人気になっているのは前後同時録画が可能なモデルや、駐車監視機能が備わっているモデル。またセキュリティの装着率もなかなかなようで、特にオーサアラームの人気は上々。安全運転や防犯性といった面からのアフターパーツは、やはり#40には欠かせないものとして今後も注目されそうだ。
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STYLEWAGON(スタイルワゴン)2024年9月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]