目次
至高の足元セッティングをチェック!
40アルヴェルがデビューするやいなやエアサスでのセットアップへ取り組み、着地仕様をいち早く完成させたピットブル。デモカーは低さとともにホイールマッチングも極めるべくT ディメンドのエアサス&フルアーム、そしてマフラー加工まで施していたが、最近はコスパに優れた進化メニューが人気を集めている。
「電磁弁のレスポンスがいいエアフォースをベースに、アーム類はJラインの固定式アッパーアームやイージープロ、ショートスタビリンクとリア側のみを最適化。走行時の低さは突き詰めずに35扁平で仕上げる場合はマフラー加工も不要です」と、利國代表。
ほかにも走行車高や全下げを踏まえて仕上げていくキャンバーセッティングやホイールマッチングなど、至高の足もとセッティングも日進月歩で進化中。それではさっそく、こだわりの足もと魅せをキメた車両を見ていこう。
【PIT BULL】
■住所:石川県能美市辰口町569番1
■電話:0761-27-0809
■営業時間:10:00〜19:00 月曜定休
静動極めるキャンバー&ホイールマッチング
低さを極めた40アルファードの足もとを研ぎ澄ます、6本スポークのコンケーブデザイン。これはステップリムを採用したスタンダードモデルのジースト・ST1ではなく、奥行き感の高まるフルリバースでコンケイブ&リムのWディープが堪能できるバックレーベル・ジーストBST1となる。
もちろん、スタンダードモデルもステップリムへ覆い被さるようなスポークエンドで足長感を高めているが、フルリバースリムによって最外周部へ配置されたピアスボルトを持つバックレーベルが放つ大口径感は格別だ。
また、フルリバースリムのフラットな奥行き感は、コンケイブディスクの深みをアングル問わずに際立たせていく好アクセント。低く構えるほどに足もとが際立つエアサス車両をWの深みでシンプルに飾る一本だ。
リム被りルックで存在感急上昇
繊細な造形が美しいメッシュデザインで足もとに気品をもたらすVS・XV。40アルヴェルの車格にふさわしいラグジュリーテイストが楽しめる逸品は20インチにフルリバース/ステップ、21インチにステップをラインアップしているが、ボディと足もとの一体感が極まるエアサス車両にはディスクの大口径感とステップリムの味わい深さが融合された21インチのステップリムがベストチョイスだ。
とくに注目してもらいたいのは、細やかなメッシュデザインが映し込まれていくステップリムの陰影。陰影を楽しめるアングルが限定されるリバースリムに対し、アールを備えたステップリムはアングルフリーとなるからだ。
撮影車両のようにポリッシュリムの近似色であるシルキーリッチシルバーをチョイスし、ラグジュアリーメッシュの大口径感を一層強調する陰影で足もとの存在感を極めていこう。
超低履きでインパクトを増大
ディッシュのような重厚さを放つセンターパートとワイヤーメッシュのような伸びやかさを放つマルチスポークを融合したネオクラデザインで、プレミアムな足もとを飾るイミッツ。これはVIPセダンをターゲットにして生まれた一本だが、その圧巻インパクトは重量級ボディの40アルヴェルを支えるにふさわしい仕上がりだ。
実際、エアサスでリム被り寸前まで車高を落としていくと20インチでは足もとが迫力負けしまうケースも多く、21インチが最適解とされている。しかし、ハイインパクトなディスクデザインのイミッツなら、まるで21インチを与えたかのようなベストバランスを楽しむことが可能だ。
人気車だからこそこだわりたい、唯一無二の足もと魅せ。繊細かつ大胆な足もとを飾る一本で、エアサスの極低スタイルを存分に際立たせよう。
STYLEWAGON(スタイルワゴン)2024年11月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]