話題のアウトドア系も正当派ローダウンも、足まわりをカスタムするのは変わらない。そこで、リフトアップ&ローダウンの実例から、初心者がやってしまいがちなNGセッティング、さらに注目のサスペンションパーツまでじっくり紹介していくぞ! ハイエースの足まわりは、これでカンペキ!!
行動範囲や乗り心地が犠牲にならないリフトアップ&ローダウン
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ハイエースカスタムの第一人者として多くのユーザーから支持を集めるスリーピース。中でも足まわりのセットアップは得意中の得意で、アゲもサゲもどっちも安心して任せられるノウハウを持っている。
これまで様々な足まわりを構築してきたスリーピースの提案が「手が届くリフトアップ&ローダウン」だ。確かにハードなリフトアップやローダウンはカッコいいけど、行動範囲や乗り心地など犠牲になってしまう。そこで、アゲもサゲもどこでも行けることを基本に、ボルトオン(加工なし)でできることをするというのがポイントだ。
まずはローダウンから。ダウン量は3.5インチだが、あえて19インチを選ぶなど低くなりすぎないよう配慮。ツメ折りやレゾネーターキャンセラーといったメニューも取り入れることで、普段使いでも充分扱いやすい仕様になっているのだ。
一方でリフトアップはオリジナルダンパー&リフトアップシャックルというベーシックなメニュー。こちらは日帰りリフトアップとして朝預けて夕方納車という、お手軽感が売り。乗り心地が気になる人には、同乗試乗も受け付けているので、まずは相談してみて欲しいぞ。
3.5インチのローダウン↓
- REAR
もともと3インチダウンだったが、もう少し低くと3.5インチに仕様変更。ローダウン時のクリアランスを確保するダウンアシストブラケットはサゲ派必携。
LOWDOWN MENU
ダンパー:ゲンブ・クラウドウォーカー
シャックル:ゲンブ・3.5インチ&ダウンアシストブラケット
その他:ゲンブ・タイロッド&バンプ
エクステリアはシルバーのボディカラーを活かし、ウインドウモールやレインモールなどをブラックアウト。ホイール(ヴァローネRS-6)もハイパーブラックを選び、全体のトーンを落ち着かせているのがポイント。タイヤはイーグルLSエグゼ(225/40R19)。
インテリアはブラックを基調に差し色で赤を取り入れスポーティなイメージに。赤のバランスがちょうどいい。
ベッドキットを装着したハイエースの泣き所であるリアの音響を天井スピーカーにするなど音響面も抜かりなし。
2.0インチのリフトアップ↑
- FRONT
- REAR
リフトアップ専用にエナペタルでセットアップしたオリジナルダンパー、アゲザクラ(17万6000円~)。荷物を積む人向けに減衰力ハードも設定する。リアはアゲザクラとゲンブ・リフトアップシャックルで2インチアップ。デモカーは同乗試乗可能なので、乗り心地が気になる人はぜひ相談してみよう。
LIFT UP MENU
ダンパー:スリーピース・アゲザクラ
シャックル:ゲンブ・2インチ
TRDのボディキットを中心としたリフトアップスタイル。IPF・LEDバー625やルーフラックなど定番パーツも取り入れるなど、アゲ系のお手本のような1台だ。ホイールはチームデイトナNTD.6、タイヤはオープンカントリーR/T(225/50R17)。
ハイエース専用・オリジナルアイテムにも注目!
スリーピース・センターテーブル
●対応:前席2人乗り仕様(センターコンソール付き車)
●価格:1万7600円~(フロント)、2万4750円(リア
フロント用、リア用がラインアップするオリジナルテーブル。ドリンクホルダーのほかにUSBやシガーソケット電源も備えた便利グッズだ。カラーはピアノブラックとレザーブラック。エンブレムは2色、コースターは6色から選べる。
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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]
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