居住性と荷室スペースのバランスに優れたインテリア! ホンダの新型SUV【ZR-V】ってどんなクルマ?

気になるのは2.0Lエンジン+2モーターのe:HEVモデル!【HONDA・ZR-V】|新車レビュー

ホンダの新型SUV、ZR-Vは、CR-Vとヴェゼルの中間に位置するブランニューモデル。どんなSUVなのか、隅々までチェック!

ちょうど良いサイズ感の新型SUVがホンダから登場!

全長は4570㎜、全幅は1840㎜と、日本の交通環境にも無理のない大きさだ。メカ的には「シビックベースのSUV」で、エンジンコンパートメントから前のプラットフォームはシビック、フロントフロアから後ろはCR-Vで、両者をつなぐダッシュパネルをZR-V用に新設計。剛性バランスを取るため、要所に穴を開けるなどの最適化を行っている。

パワーユニットは、シビックと共用。1.5Lのガソリンターボエンジンと、2.0Lエンジン+2モーターのハイブリッド仕様"e:HEV"を設定。1.5Lエンジンはシビックがプレミアムガソリン仕様であるのにZR-Vはレギュラー対応としているが、最大トルクは240Nmと変わらず、最高出力のみ4㎰低い178㎰となっている。

駆動方式は2WDと4WDがどちらのパワーユニットにも用意される。システムはいずれも電子制御多板クラッチ方式で、e:HEVも電動4WDではなく、フロントモーターの駆動力をプロペラシャフトで後輪に伝えている。

居住性と荷室スペースのバランスは非常に良く、身長180㎝級の大人が前後に座っても後席で足が組め、ラゲッジの床面長はヴェゼルより120㎜長い。ただしヴェゼルのようなセンタータンクレイアウトではないので、後席座面のチップアップはできず、折りたたんだ際にも多少の傾斜は残る。

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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