ハイエンドプレミアムカーとして誕生した「レクサスLX」はどんなクルマ? いま一番気になるSUVについて調べてみた!

【LEXUS LX600】ランクルとともに成長してきたLX! 4世代目となる新型は、プラットフォームを刷新! #気になるベース車図鑑 SUV編|新車レビュー

ハイエンドプレミアムカーとして誕生したLXは、ランクルに比べ歴史こそ浅いものの、
レクサスブランドの名に恥じない、堅牢性、走り、そして豪華さが際立つ憧れの1台だ。

4人乗りやオフロードに特化したグレードも追加

LXのベースはいわずもがなのランクルだ。ランクルの進化とともに成長を続けており、通算4世代めとなる新型LXは、ランクル300とポテンシャルの多くを共通とする完全なる姉妹車。本家同様プラットフォームを刷新し低重心化を加速。鋼材等の見直しにより200㎏も軽くしたほか、新開発サス、新パワステ等によりオン&オフどの路面でも走りは快適、かつ上質と、レクサスSUVの旗艦車としての揺るぎない機能性が備わる。核となる四駆性能をサポートする数々の先進機能も標準搭載。状況にあわせ3種類から車高を調整する機構が前後に備わる。ちなみに、ホイールベースや侵入&脱出角度といった、四駆の生命線といえる寸法もヘリテージとして継承された。

スタートスイッチの指紋認証含め本家に備わる機能はほぼありだが、大きく違うのがエンジン。ガソリンは本家同様だが、ディーゼルは設定がない。定員は3列7人、2列5人のほか、独立座席の2列4人乗りが選べる。その4人乗りは数々の快適装備のほか、22インチの鍛造が標準。価格も本家が2〜3台買える金額(!)と超高額車となっている。

デザインは現行NXから始まった、次世代レクサスの先進意匠に。アイコンのスピンドルを継承しつつ、浮き感のある7本のフローティングバーが目を引くフレームレスグリルを採用。LEXUSの分割式ロゴがバックドアにおごられる。コクピットまわりに目を移すと、センターパネルやメーター類等が専用であることが分かる。横長12・3に加え7インチもありと、ディスプレイは豪華2枚体制。ランクルにないデジタルインナーミラーやヒッチメンバーも標準で備わる。

新型LXはグレードにも特徴があり、究極のおもてなしグレード「エグゼクティブ」を筆頭に、標準グレード、そして3つのデフロックを有す悪路寄りの「オフロード」の3系統あり。GRスポーツ的立場のグレードはない。1250万円〜1800万円と、価格もプレミアムだ。

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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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