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三菱ならではの電動化戦略に期待
ついに三菱自動車が月面探査車両の開発に本腰を入れるようだ。そんな情報をキャッチした取材班が三菱ブースで見たのは……どこをどう見ても疑う余地のない、月面探査車であった。その名は「デリカD:X」。
同社は地球の公道を走るためのオフロードミニバンとして「デリカD:5」というモデルを販売しているが、このモデルとの関連は近いものではなさそう…そう考えていた矢先、関係者から驚きの情報を得た。なんとこのデリカD:Xは月面探査車と見せかけつつ(嘘です)デリカの将来を示唆するモデルなのだというではないか。PHEVとした理由は、環境対策か?
期待度が高まる注目のクルマ達
正直に言おう。我々取材班はモビリティショーの開幕前に「本当に大丈夫なのだろうか?」という気持ちがあった。それは南米のジャングル探検に出かけて無事に戻ってこられるか?という心配ではなく、これまでのモーターショーのように見ごたえのあるイベントになっているのかどうかが気になったからだ。
しかし、結論からいえばそれは杞憂に終わった。各メーカーはさまざまな、訪れた人をワクワクさせるような車両を用意したことで、イベントとして見ごたえたっぷりだったのである。
そのレベルは、最後となった4年前の「東京モーターショーを超えるもの」といっても過言ではない。それが命からがらモビリティ会場から脱出を果たし生還できた我々の率直な印象だ。
2年後の次回に向けて我々取材班は情報収集を重ねていく。
キャンピングカーをはじめ流行りのカスタムも登場だ
▷第1回ジャパンモビリティショー探訪 まとめはこちら
STYLEWAGON(スタイルワゴン)2023年12月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]