目次
いまSUBARAU車をイジるなら、初代BRZが面白い!
最近では初代BRZでタイムアタックを含むサーキットラン、ヤリスでワンメイクレース参戦と、スポーツイメージの強い岩手のクルマドーカスタムファクトリー。ターボのついたホンダS2000でサーキットを……と聞けば聞くほどスポーツ寄りの印象を持つが、店名の通りドレスアップまで含めたカスタムも守備範囲とし、メンテナンスもOKと、様々な志向のSUBARU乗りにとって頼りになるショップだ。
現在同店は、新型BRZの兄弟車、GR86の開発も進めているが、「遊ぶならまだまだ初代が面白い!」とクルマドーの山田さんは話す。タマ数は豊富で、パーツも多種多様。イジり倒す態勢が整っているワケだ。その中で山田さんは「過給機をつけてもイイかもね」と言う。実際同店のBRZはターボ付き。「普段使いができて、サーキットでもタイムが出る。快適装備もそのままで、普通のオーナーが真似できる限界」と評する仕様なのである。
もちろん、ターボ化=大幅パワーアップ(デモカーは340ps仕様)に合わせてやるべきこともある。とりわけ足まわりを煮詰めないと安心して踏めなくなってしまう(=パワーアップの意味がなくなる)。クルマドーは、その辺りのノウハウも豊富。伸び側のストロークが十分なオリジナル仕様のサス、前後のブッシュに関するアイデア、効果的な燃料供給等々、自ら走り、チューニングすることで積み上げたノウハウは極めて実践的だ。
そして、その結果は昨年の筑波スーパーバトルで1分01秒262というタイムが証明。高い戦闘力を誇るマシンに仕上がっているのだ。普段使いが可能にもかかわらず!
デモカーの影響か、多くのSUBARU乗りが同店には集まる。実際、取材日のガレージはSUBARUだらけで……。エンジン、ミッションOHといった重整備もOK、ディーラーでも経験がないケースがあるというマニアックな整備まで対応するだけに、オーナーたちが“あてにする”理由がある。もしあなたが、これからSUBARU車を思う存分楽しみたい、愛車を長く楽しみたい、と願うなら、クルマドーカスタムファクトリーの門を叩くことをオススメする。
GR86も鋭意開発中!
SUBARUSTYLE(スバルスタイル)VOL.14
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]