減衰力調整をもっと使ってみたらどう!? 車高調を検査したら色々なことがよくわかった!

もしかして過走行? 6万キロ走った車高調ってどうなの? ブリッツでリアル検査を実施!

2020年秋に新車購入した編集部の80ハリアー。当初はローダウン&インチアップかなとSUV定番のカスタムプランを考えていたが、ブームもあり、あえてのオフ仕様へとカスタムしていった。チョイスした足まわりはブリッツの車高調「ダンパーZZ‐R」のリフトアップモデル。2021年春に走行距離約1万キロ程度で車高調へと変更。それから約2年半。担当霜田の足グルマとなりつつあるハリアーは、すでに走行距離は7万キロ。つまり車高調へと交換してから6万キロほど走ったことになる。装着した当初は、推奨車高である前後ともに+32ミリに設定。それから1年ほど経った後、別撮影の都合上車高はノーマル近くまで落としている。そんな車高調の状態をチェックしてみた。

スプリングがややヘタリ気味!? 数値的には問題なし!

乗り心地に関して、大きな変化を感じたことはないが、高速の連続する段差を越える時にフワッとするなぁと感じたことがあり、ふと。6万キロ走った車高調ってどうなんだろ? ヘタったりしてるのかな? この疑問ってみんな感じたことないですか? もし性能劣化が起こっていても、いつも乗ってるから気付きにくいとも言える。そこでブリッツに連絡すると、開発時の検査データと今の状況を比べてみますか? と。ともすれば自社製品の耐久性が揺らぐ可能性もあるガチテスト。快諾して頂いたブリッツに感謝するとともに、テスト前から3年6万キロ保証を謳うブリッツの自信を感じさせた。

ブリッツは、車高調を開発する時に、ノーマルと車高調装着時のデータ測定をする。データ内容は主に共振周波数と路面粘着率。あらゆる段差を想定して幅の異なる振動をサスペンションに与えることで、サスペンションの追従性や路面への接地具合をデータ化する。その数値やグラフの傾きを見ながら、車種毎に狙った味付けへと近づけていくのだ。今回は、その車高調装着時のデータと、現状のデータを見比べて、致命的な性能劣化があるかどうかを判断する。テストは、ピットに埋め込まれた振動発生装置にタイヤを載せ、4輪を順番に測定していく。

測定自体は減衰力1/16/32段階それぞれを測定して、15分程度。出てきた結果を読み解いてもらうと、「路面粘着率のグラフ変化を見ると、装着時に比べてややグラフの落ち込みがあります。それはおそらくヘタリが原因と思われるが、十分な許容範囲であり、性能が劣化しているとは言えないです。また前後共に左右サスペンションの結果に大きな違いが出ていないので、まったく問題はないですね」とのこと。もちろんクルマの使い方や車高の度合いに依る部分もあるが、編集部号ハリアーは、一般道、高速道路どちらも使い、キャンプ場なども頻繁に行っているので、決して希有な使い方ではないし、優しい環境で使われてきたわけでもない。さすがは長年チューニングパーツを開発し続けてきたブリッツ。6万キロ程度では何の問題もないというわけだ。そうなると、高速で感じたフワッとは何だろうと聞いてみた。おそらくキャンプ等で荷物を積むことが多いので、その重量からすると減衰力の設定が柔らかすぎるのではないかとのこと。そういう時は少し減衰力を絞った方が良いというアドバイスの元、現在はフロント24段、リア18段に設定。確かにリアを中心に適度に引き締まり、荷物満載でも快適そのもの、変な浮き上がりもない。次は10万キロでチェックしてみます!

STYLEWAGON(スタイルワゴン)2023年12月号

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