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ランエボワゴンのワイドボディキット
バリスの中でも遊び心をプラスしたスタイルが魅力のソリッド&ジョーカーからリリースされたCT9Wエボワゴン用エアロは、すでにリリース済のCT9Aエボ用の前後30ミリワイドとなるボディキットをベースにワゴンにマッチするようにリメイクされたもの。ワゴン専用形状となるリアフェンダーに合わせてブリスターフェンダーのボリュームをアップさせ、フロントに負けないスタイルを実現している。ワイドボディキットは前後のフェンダーとフロントバンパー&スポイラー、サイドスカートとアンダーボードの組み合わせとなるが、オプションパーツとしてクーリングボンネットやリアディフューザー、サイドスプリッターフィン、ルーフスポイラー、マフラーヒートシールドなども用意。サイドスプリッターフィン以外は標準ボディ車にも装着できるのも嬉しいところ。
デモカーのベースとなったのはセダンと併せて1500台限定でリリースされた「MR」だが、通常のエボワゴンにももちろん装着可能だ。デモカーはインテリアにも手が加えられており、速さ一辺倒を狙ってはいないところはワゴンベースの遊び心を感じられる。ATも用意され、まだ比較的手の届く価格のエボワゴンは今狙い目の1台と言えるかもしれない。
PRICE LIST
ワイドボディキット 59万4000円
(フロントバンパー+スポイラー/フロント&リアフェンダー/サイドスカート&アンダーボード)
クーリングボンネット 19万2500円〜
リアディフューザー 16万5000円〜
サイドスプリッターフィン 3万8500円
ルーフスポイラー 8万8000円
マフラーヒートシールド 1万9800円
オイルクーラーガイド for Fバンパー 5万600円
▪ホイール/ボルクレーシング・21A 18×10.5J+15(15mmワイトレ)
▪タイヤ/ブリヂストン・ポテンザRE-71RS (265/35R18)
ランエボってどんなクルマ?
1992年に初代モデルが登場したランサーエボリューションは、5ナンバーサイズの小型セダンのランサーに中型セダンのギャランに搭載されていた2Lターボエンジンと4WDシステムをねじ込み、ラリーで勝つことを至上命題として生まれたモデル。毎年改良モデルがリリースされ、1996年のエボⅣでは第2世代、2001年のエボⅦでは第3世代とプラットフォームを一新し、2007年に登場したエボXで第4世代に進化したのち、2015年に終売となった。ワゴンモデルは2005年に登場し、ランサーワゴンベースではなく、セダンボディのエボⅨをベースにリアをワゴン化するという手の込んだ手段が採られていた。
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STYLEWAGON(スタイルワゴン)2024年1月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]