国産最上級ミニバンをさらにゴージャス志向にアップグレード
2000万円という高価格ながら、納車時期未定の引っ張りダコ状態にあるレクサスLMを、老舗チューニングブランドのブリッツが大胆にモディファイ。何と言っても目を惹くのがレインボカラーに輝くフロントグリル。これはそのものズバリ「ブリッツ・グリルイルミネーション」という装備で、ハニカム形状のブロック内の一つ一つにRGB-LEDを内蔵。小型のコントローラーを操作することでカラーや明るさの変更が可能。残念ながら現時点ではショーモデル用の参考出品とのことだが、LMの特徴的なグリルデザインを活かした斬新なアイディアは大いに反響を呼びそうだ。その他、一見、純正風に見えるホワイトの車体はラッピングによるもので、インテリアには鍛金と呼ばれる技法による作品で知られる金属工芸家、木寺由布子氏が手がけた装飾パネルを採用。さらにエンケイの最新21インチホイールが投入された足回りには任意で約30mm車高をアップさせることができるリフターの内蔵に加え、運転席と後部座席の両方から減衰力調整が可能な車高調、ZZ-Rエア・スペックDSCプラスを装着。見た目、走り、室内空間の快適性というすべての面において最上級レベルを目指した創意工夫が具現化されている。
PHOTO:西野キヨシ TEXT:高橋陽介
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]