発売は2月末頃! 続けてアルファードも開発!
スポーツカーカスタムなどでも広くその名を知られるヴェルテックスから、昨年下半期の話題を独占した新型ヴェルファイア用エアロがオートサロン会場でお披露目された。
開発にいち早く名乗りをあげていたものの、納車が遅れに遅れ、現車が手元に届いたのは、サロン開幕3日前の1月9日。事前に知り合いのツテでボディのスキャニングだけは済ませていたため、エアロの開発だけは先行して行っていたそうだが、それでもオートサロンにはギリギリだったという。今回は当然ながらマスターの状態で出展した。
エアロは底まわりのスポイラー3点のほか、ボンネット先端部用のノーズ、そしてバックドア中央部のゲートウイングの5点という布陣。純正感をリスペクトしつつ、張り出すべきところは張り出し、シンプルなデザイン、スポーティさ、そしてエアロの適度な装着感を意識して開発している。
デモカーはサロンに間に合わせることを優先したため、正式販売までに若干手直しが入る予定だ。とくにフロントノーズのスポイラーは、デモカーではひとまず被せ型で出展したが、製品はより自然な一体感を追求するため、あえて交換型で発売するという。ちょい先端部が長くなるロングノーズ仕様である点もこだわりである。
また、エアロはすべてカーボンとFRPの二択で展開する。デモカーは時間の関係で、カーボンをラッピングで応急処理したが、製品は“リアル”での販売となる。2月末の正式発売時には、(ワイパー側に貼り付ける)ボンネットスポイラーも用意したいと広報担当。
ヴェルファイアが落ち着きしだい、アルファードにも着手する予定だ。
PHOTO:渡部竜征 TEXT:杉山雄二
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]