ベッド高を再考しヘッド空間上昇!
ハイエースやキャラバンなどのワンボックスカスタムの専門ブランド「ギブソン」の、アウトドア系シリーズ「グラビス」から注目のキャンピングキットが、オートサロン会場でお披露目された。
ライトキャンパーに対し提案される「キャンピングキット」は、給排水各10リッタータンクを有すシンクのほか、脱着式カセットコンロを標準化した、8ナンバー(特殊用途自動車)登録が可能な新製品で、販売は専用ベッドとのセットとなっている。
ギブソンではすでにベッドキットを販売しているが、新製品開発にあわせベッドもリニューアル。ベッド面の高さを再考し、座った際のヘッドクリアランスが従来品よりも広くなるよう調整されている。
ちなみにベッドは、左右跳ね上げ式の2分割構造。ベッド下にキャンピングキットを収納可能と、ベッドスペースを犠牲にすることもない。シンク関連は2色だが、ベッドは2色(姉妹ブランド「グラファム」を含めると3色)からカラーを選べる点もポイントだ。
対応は、4型以降の200系ハイエース・ナローボディのみ。8ナンバー化は構造変更の手続きが必須となるが、各種税金面などをセーブできるなど経済的なメリットも大きい。昨今大いに盛り上がっているアウトドアブームを、新製品を手に8ナンバーのキャンピングカーとして楽しんではどうだろう。
キャンピングキット
●49万5000円
●対応:200系ハイエース・ナロー(4型以降)
PHOTO:渡部竜征 TEXT:杉山雄二
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]