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車種によって異なる「ホール数」と「P.C.D.」
ホイール交換で重要になるのが、ホイールを取り付けるための「ホール数」と「P.C.D.」。それぞれの数値が純正と異なると、気に入ったデザインのホイールでも基本的に装着することができない。「P.C.D.」は、各ホールの中心を通る円の直径を表しているのでパッと見では分かりにくいが、「ホール数」はホイールの中心に空いている穴の数なので、ひと目で認識できる。分かりやすくグループ分けすると軽自動車が4穴、ミニバンやコンパクトカーが5穴、SUVやハイエースなどの1BOXカーが6穴となる。ホイールによってはサイズ別に「ホール数」と「P.C.D.」を変更し、様々なクルマに装着できるようにしているモデルもある。
【P.C.D.】各ナットホールの中心を通る円の直径。
ノア＆ヴォクシーなど王道ミニバン【ホール数=5、P.C.D.=114.3】
国産乗用車のほとんどに採用されているのがホール数5、P.C.D.114.3というスペック。そのためホイールのラインアップも豊富だ。ただし新型アルファード＆ヴェルファイアのスペックがかなり特殊で、ホール数は5つだが、P.C.Dが120となる。また、ジムニー＆ジムニーシエラもホール数は5つだが、P.C.Dが139.7とかなり特殊だ。
ハイエースやハイラックスなどがコレ【ホール数=6、P.C.D.=139.7】
ランドクルーザープラドやハイラックスなどの四駆やハイエースなどの1BOXに採用されている6/139.7というホール＆P.C.D.。対象車種が限られているので、ほとんどのホイールはターゲット車種を想定したサイズを限定して設定されている。
軽自動車やコンパクトカーに多い【ホール数=4、P.C.D.=100】
4ホール＆P.C.D.100はコンパクトクラスの乗用車と軽自動車に多い。サイズの棲み分けも比較的わかりやすく、リム幅を見ればおおよその見当がつく。乗用車なら6.0や6.5、軽自動車は5.5以下といった具合だ。
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]
