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ツインチューブ採用で乗り心地を大幅アップ
欲しい機能をしっかり備えて、それでいて価格はリーズナブル。すなわちコストパフォーマンスに優れた車高調を探すのは、部材高騰の現代となってはなかなか至難の業。しかし長きに渡り車高調を開発してきたファイナルコネクションは、それを現実のものとした。多くのメーカーが価格改訂を行う中で、同社のブラックツインは税抜き11万円と驚異のプライスを実現した。「車高調が欲しいけど高いからなぁ」と諦めていた人も、この金額なら興味を示すだろう。
もちろんいくら価格がお手頃でも、機能まで値段相応だと意味が無い。ブラックツインはユーザーが求めている機能を抜かりなく取り入れている。まずはストロークに変化を与えることなくミリ単位で落とせる全長調整式、そして減衰力は25段調整機構と今の車高調には欠かせないスペックを採用。さらにローダウンだけでなく、乗り心地の良さも追求。ダンパーはツインチューブ(複筒式)を導入することで、あらゆるシーンでもしなやかな走りを実現(設定は車種により異なる)。さらにシーンに合わせて減衰力を調整すれば、快適クルージングが楽しめる。40アル&ヴェル用はまずガソリン車用からリリース。今後ハイブリッド用も開発予定だから期待しよう。
VELLFIRE
モノチューブの高性能モデルを開発中
▷40系アルファード&ヴェルファイア/サスペンションチューン事始め まとめはこちら
STYLE RV(スタイルRV) Vol.176 トヨタ アルファード&ヴェルファイア No.21より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]