欧州仕込みの高性能ダンパーが待望の200系ハイエースに設定予定
モータースポーツの世界で積み重ねた豊富なノウハウとデータをベースに、高精度なダンパーキットを送り出すドイツのKWは、おそらく世界で最も多くのファンを獲得し、欧州はもちろんグローバルに高い評価を得ている足まわりのトップブランド。そんなKWがついに商用車であるハイエース用キットの開発に着手。間もなく発売することが判明した。
実はKWには以前から、ハイエース用のキットを熱望する声が届いていたそうで、オーダーメイドなどの要望もあったのだとか。そんな声を受け、さらに本国と連携しながら日本独自の車種に的を絞った開発のレベルアップが果たされるようになったのが、今回のきっかけ。欧州仕込みのあの快適な走り味を、ついにハイエースでも堪能できるのは興奮だ。
設定されるのはアルファード&ヴェルファイア用として先行し、評価の高いV3レベリング。これはローダウンが目的ではなく、ほぼノーマル車高でも快適に走れるというのが基本コンセプトで、街乗りだけでなく、長時間の高速走行でも快適さをキープできるのが最大の特徴だ。また減衰力は伸び側16段、縮み側12段で調整できるのも魅力。用途に合わせたセットアップが実現できる。
【KW V3レベリング】
■対応:200系ハイエース
■価格:開発中
■減衰力調整:伸12段階/縮16段階
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STYLEWAGON(スタイルワゴン)2024年8月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]