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身内でうまく対決させて、結果としてトヨタで決まる……
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世界的な流行が続くSUV。その勢いは止まるところを知らないが、それは日本でも同様だ。洗練されたデザイン、乗用車ライクな乗り味や余裕のラゲッジなど、魅力にあふれている。
それゆえ各メーカーが競い合っている状態なのだが、トヨタに注目すると、まさにSUV王国といった充実の布陣を作り上げている。
トヨタの場合、ブームになってもすぐには飛びつかず、様子を見つつ、車両開発を進め、一気に巻き返すのが常道で、SUVでも同様。ここ数年、魅力的なモデルを続々と登場させて、一気に充実させた。
マトリックスとしてまとめてみたが、まさに壮観。
他メーカーのライバル以前に「敵は身内にあり」。つまり身内対決の様相で、トヨタ車同士が競い合っているようにも見える。
ただし、よく見ると乱発しているのではないのがトヨタの凄いところ。
価格とキャラクターで見た場合、非常にバランスがよく、ほぼ被りがないという点はさすがだ。これならユーザーの取りこぼしは出ないだろう。
我々ユーザーからしてもよく見るとわかりやすい。RAV4が気になるとすると、身内のライバルはマトリックスの中でのその周囲のモデル。
つまりハリアーの下級グレードかカローラクロスの上位が視野に入る。まったく同じ価格帯だから迷う……、ということがなく、うまく対決させているというわけだ。
トヨタのSUVを買うならこんなところにも注意
(1)販売チャンネルが一本化、どこででも買えるけど…
(2)ポジショニングが明確化、同門での競合が難しい!?
(3)似ているようで性能や得意分野がまるで違う
(4)グレード選択によっては上級車種も視野に入る!?
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]