当時欲しかったあのクルマをプレイバック! 【MITSUBISHI・RVR ROADEST編】

これ! 今オフっぽく乗ったらカッコ良くない!? 三菱・RVRローデスト(2011年6月〜2017年2月)【当時は高嶺!? いま気になる中古車の新車レビュー】 

クルマ選びで迷うことのひとつが、新車か中古車のどちらを選ぶか。新車であれば、最新の機能を体感できるうえ、購入時にある程度自分好みにオーダーすることも可能。しかし現実的な予算を考えると厳しい場合も。一方、予算的にグッと抑えられるのが中古車だ。年式やクルマの状態によって金額は変わってくるが、新車当時買えなかった憧れのクルマが手の届く可能性もある。そこで、いま狙ってみたいクルマが登場した当時の仕様、そして試乗レポートをプレイバック。今回はMITSUBISHI・RVR ROADEST。主要諸元表付き! 全長・全幅・全高、室内長、車重、最高出力や最小回転半径、乗車定員をはじめ、燃料タンク容量までわかります。

人気のカスタマイズモデル、ローデストがRVRに新登場!

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MITSUBISHI/RVR ROADEST
ミツビシ/アールブイアール ローデスト 2011年6月デビュー

専用のエアロアイテム等を装着し、ひと味違ったスタイリッシュさをアピールするローデスト。すでにデリカD:5やアウトランダーに設定されて人気グレードに育っているが、この度、同社のコンパクトSUVであるRVRにも用意された。

素のRVRといえば、ランサーエボリューションのモチーフを織り込んだジェットファイターグリルのフロントフェイスによるアグレッシブなルックスが大きな特徴。

三菱ファン、ランエボ好きの男性ユーザーから相応の支持を獲得してきたが、一部の女性ユーザーからはちょっと顔つきがキツ過ぎるといった声が寄せられていたようだ。

もっとも、だからといって女性ユーザーをことさらターゲットにしたということではなく、より若いユーザーを中心にこれまで以上に幅広いユーザー層へのアピールが一番の狙い。

そこで今回のRVRローデストでは、都会派のオンロード志向というローデスト本来のコンセプトは守りつつ、面のつくり方にこだわり、シンプルで軽快感のある方向性を意識したデザインにしたという。

もともとフロントはグリル一体型バンパーなので、それがそっくりそのまま置き換えられたことで表情は一変。標準車とはまた異なるスポーティさを醸し出している印象だ。

フォグランプの両サイドには4灯ずつLEDデイライトが埋め込まれているが、これは三菱の純正仕様としては初採用となった。

リアビューではステンレス製ヒートプロテクターを備えたエアダムを採用。撮影車はROARの左右2本出しマフラーを装着しているが、標準仕様では右サイド出しになる。

このほかメッキタイプのドアアウターハンドルやベルトラインモール、テールゲートのエンブレムなどがあしらわれている。撮影車のホイールはオプションのレイズ製17インチを装着。標準仕様では「ローデストM」が16インチスチール、「ローデストG」が17インチアルミになる。


フォグランプとLEDデイライトを組み込んだグリル一体型デザインの専用のフロントエアロバンパー。トレンドのLEDをアレンジし、ローデストらしいインパクトのある表情とした。


ステンレス製のヒートプロテクターを組み込んだ専用リアエアダムを採用。テールゲート右側には“ROADEST”のエンブレムが輝く。

フロントグリルのメッキとコーディネイトされたドアアウターハンドル。ベルトラインモールとともにサイドビューを引き締める。

撮影車両のマフラーには、ディーラーオプションとなる「ROARスポーツマフラー」のデュアルタイプ(11万250円)を装着。

エアコンダイヤルのリング部をクロームメッキで仕上げるほか、「G」ではピアノブラック塗装のインパネセンター&シフトパネルを採用する。

ブラックのクロスファブリックと、シルバー&ブラックのスウェード調ニットを組み合わせたスポーティな専用シートを採用。

RAYS製の17インチ専用アルミホイールはメーカーオプション(9万4500円。「M」に装着する場合は12万6000円)となる。

※記事の内容、価格、スペック等は2011年6月のデビュー当時のものです。その後の一部改良等で変更になっている可能性もあります。

※スタイルワゴン2011年7月号より

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