1.7L/直4、3ドアの5ナンバー車。マニュアルのフルタイム四駆!
【SUMOTORI Janpan/スモウトリジャパン】
「アフトヴァース」と呼ばれる現地最大級の自動車メーカーが、1977年に販売した、(SUMOTORI Janpanによると)世界初のSUVが、ロシア製の「V-LADA(ブイラダ)」。
発売から約45年、基本設計は一部改良点を除きほぼそのまま。現在でも製造販売され続けている、知る人ゾ知るクルマなんです。
古参のクルマ好きには「ラダニーバ(レジェンド)」の車名でも知られているものの、それは日本の法規に合致していなかったそう。この「ブイラダ」は、ロシア・ウラジオストックの工場で日本の法規にあわせ製造された“日本専用車”。車名に付く「V」がその証とのことです。
現在取り扱いディーラーは名古屋の「オートリーゼン」のみながら、今後輸入元であり、日本とロシアの製品を双方に紹介する商社であるSUMOTORI Janpanが音頭を取り拡大させていくとのこと。
気になるスペックは1690ccの3ドア。インジェクションの直4エンジンを搭載。5MTのみで、フロントサスはWウィッシュボーン、リアはトーションビーム。4人定員です。
ボディサイズは全長3740㎜×全幅1680㎜×全高1640㎜。ジムニーシエラより少し大きいサイズ。ハンドルは左のみ。
気になる価格は約300万円〜。軽そうに見えるもののボディの鉄板は熱く、ボディは1tを超え、ドアの開閉もドスンとした重厚なものです。燃費はリッター約10㎞と意外に走ります。
【SPECIFICATIONS】
V-LADA
価格:約300万円〜
エンジン/駆動:1.7L直4/フルタイム4WD
最大出力:83ps/5000rpm
最大トルク:13.15㎏m/4000rpm
ガソリン:レギュラー
定員/ハンドル:4人/左
Photos by本間章悟 Text by杉山雄二