3列目までゆったり快適に乗れるクルマがいい!
ゆったりとくつろげる室内空間を持つLサイズミニバンは、後席の人を乗せる機会が多い人にとってはずせない選択と言えるだろう。しかも、対アルファードを想定すると、2列目はもちろん、3列目まで快適に乗れるという条件を加味しておきたいところ。さらにアルファードに匹敵する豪華さを兼ね備えていることも重要なポイントだ。
候補車 その1 トヨタ グランエース(価格:620万円〜650万円)
海外版ハイエースをベースに開発されたフルサイズミニバン。全長5.3m、全幅1.97mというボディサイズや、金属調加飾をあしらった大型ラジエーターグリルがもたらす華やかで押し出しの強い顔つきなど、カスタムベースとしても魅力も持ち合わせている。3列シートの6人乗りと、4列シートの8人乗り仕様をラインアップしている。
送迎目的で開発されたモデルとあって、後席に乗る人を心地よくもてなすことに特化している。6人乗り、8人乗りともに車内の快適性はアルファードを凌ぐ能力を持ち、とくに6人乗り仕様は3列目にも専用のエグゼクティブパワーシートが備わっている。木目調加飾など、上質な素材を用いた運転席まわりの作りにも満足できる。
候補車 その2 日産 エルグランド(価格:369万4900円〜789万300円)
ゴージャスな雰囲気を漂わす高級ミニバンのパイオニア的存在としてロングセラーを続けている。標準仕様のほかオーテック、2列シート仕様のVIPもラインアップしているエルグランド。
重心位置を下げたうえに、剛性を高めたボディとステアリング、セッティングを煮詰め抜いた足まわりの特性によってLサイズミニバンらしらかぬ卓越した操縦安定性を発揮する。
候補車 その3 メルセデス・ベンツVクラス(価格:791万円〜959万円)
輸入ミニバン自体が希少な存在だが、そのなかでもメルセデス・ベンツ車ならではのダイナミックなスタイルで強烈な存在感をアピールしている。ステイタス性の高さも魅力だ。
メルセデス・ベンツのミニバンらしく高級感にあふれた佇まいには所有する満足感が得られる。室内には十分なスペースが確保されているので、居住性や実用性にも満足できる。
候補車 その4 トヨタ ハイエースバン(価格:236万3500円〜412万9000円)
現行型は2004年に登場して以来、商用車バンとして幅広い用途に活用されている。近年は、持ち味の実用性の高さからアウトドアレジャーに適したクルマとして人気を集めている。
商用車ならでは実用性に特化したシンプルな作りは、カスタムベースとして最適だ。とくに荷物を積むための広大な荷室空間は、アレンジ次第でさまざまな使い方に対応できる。
候補車 その5 トヨタ ランドクルーザー(価格:510万円〜800万円)
信頼性や耐久性、悪路走破性を磨き上げることで、「どこへでも行き、生きて帰って来られる」クルマというランクルのDNAはさらに高い次元へと進化した。
新たに開発されたTNGAフレームの採用で、クロカンSUVならではの堅牢性はもちろん、運動性能が飛躍的に向上。また3列目シート車が用意されているのも買いの根拠になり得る。
アプローチアングルやデパーチャーアングル、最大安定傾斜角などオフローダーとしての基本性能が高いうえに、路面や走行状況に応じて駆動力やブレーキ、サスペンションの制御を最適化し、悪路走行をサポートする機能も搭載。
特殊な運転操作が求められる場面でも、クルマがアシストしてくれるから安心してドライブできる。
ランドクルーザー、カスタムベースとしての魅力は?
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]