多彩な用途に使えてアクティブ感を考慮するならSUVを!
今どきの新車市場で売れ筋となっているSUVに注目している人は多いはずだ。SUVは快適性という点でミニバンに及ばないものの、存在感を主張したワイルドなスタイルは他人と差別化を図ったり、カスタムベースとしても最適だ。余裕のある最低地上高も相まって、本格的なオフロード走行が可能な4WD仕様が用意されている車種が多い。
また、500万円を超える価格帯なら、輸入車を購入検討リストに入れてみてはいかがだろう。同クラスの国産車に比べるとやや高額となるが、それに見合ったバリューが得られるというのが輸入車の魅力でもある。アルファードからの乗り換えでも、プレミアムブランドならではの満足感が得られる。
候補車 その6 マツダ CX-8(価格:299万4200円〜499万9500円)
国内向けのマツダ製SUVラインアップの最上級に位置づけられるモデルで、マツダがミニバンに代わる多人数乗用車の新たな選択肢として作り上げた。
3列シートを備え、最大で6人または7人が乗車可能で、上質な雰囲気と走りのよさをセールスポイントとしている。パワーユニットは実績のある2.2ℓディーゼルターボを搭載する。
SUVの3列シート車の場合、2列目は快適でも3列目が狭い車種が多い。CX‐8もミニバン並とはいかないが、他の3列シートSUVに比べると、シートの座り心地や乗り降りのしやすなどがしっかりと考えられている。
居住性、実用性ともに優れた能力を持つので、ファミリーユーザーをはじめ、さまざまな用途に対応できる選択だ。
候補車 その7 三菱 アウトランダー(価格:462万1100円〜532万700円)
約8年半ぶりのモデルチェンジで、スタイルはもちろん、PHEVシステムやプラットフォームを刷新した。環境性能と走りの能力がさらにレベルアップ。5人乗りと7人乗りを用意する。
モーターを主動力としながら、状況に応じてエンジンを発電機や動力源として効率的に使い分けることで、燃料消費の抑制と爽快な走りを実現。貯めた電気は外部への給電も可能だ。
候補車 その8 トヨタ ランドクルーザープラド(価格:366万6000円〜554万3000円)
兄貴分のランドクルーザーと同様に、後輪駆動をベースにした4WDと悪路走行で駆動力を高める副変速機、堅牢なシャシーと足まわりを備え、悪路での走破力の高さが持ち味だ。
3列シートを備えることで多人数乗車ができて、実用的な機能や装備が充実している。クロカンSUVならではのタフで迫力あるスタイルは、カスタムベースとしても魅力的だ。
候補車 その9 メルセデス・ベンツ GLC(価格:708万円〜1526万円)
メルセデスらしい優美なシルエットによって、ラグジュアリーな印象が際立つ。GLCのほか、スタイリッシュなクーペフォルムを特徴とするGLCクーペもラインアップ。パワーユニットはガソリン、ディーゼル、ハイブリッドを用意。いずれも2列シートの5人乗りとなる。
今どきのSUVに求められる能力をバランスよく調和させた優等生的な一面を持つ。Cクラス(先代型)から譲り受けた走行性能も魅力で、ドライバーが思い描く走りが味わえる。際立った個性よりも手堅さを重視するニーズには最適な選択と言えるだろう。
候補車 その10 BMW X3(価格:699万円〜1311万円)
BMW独自のxDriveを採用することで、舗装路から悪路まで幅広いシーンで高い走行性能を実現。5人乗り仕様で、現行型はガソリン、ディーゼルのほか、プラグインハイブリッドも選べる。
SUVでもBMWが提唱する“駆けぬける歓び”を存分に味わえる。SUVのウィークポイントである、重心の高さをほとんど感じさせず、スポーティな走りを楽しむことができる。
候補車 その11 ジープ ラングラー(価格:536万円〜658万円)
ジープの伝統とも言えるメカニズムが採用され、独特のスタイルや悪路での圧倒的なパフォーマンスの本格派オフローダー。4人乗りの2ドアと、5人乗りの4ドアモデルを用意する。
オフロード走行に特化したモデルだが、無骨なクロカン4WDの選択肢が激減しているなかでは、悪路での走破性はもちろん、普遍的なキャラクターもセールスポイントと言える。
候補車 その12 アウディ Q3(価格:449万円〜892万円)
5人乗りのコンパクトSUVだが、プレミアムな雰囲気が漂う。洗練されたデザイン、効率的でパワフルな特性を発揮するパワーユニットなどアウディの魅力が凝縮されている。
市街地走行を前提としたクロスオーバーで、前輪駆動仕様も用意されている。サイズがコンパクトで、SUVにしては着座位置が低めなので、気軽にドライブできるのも特徴だ
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]